宮沢りえ「もう言葉になりません」と涙 『紙の月』の初日舞台あいさつ

2014年11月15日 / 14:57

 吉田大八監督の手紙の朗読に涙する宮沢りえ

 映画『紙の月』の初日舞台あいさつが15日、東京都内で行われ、出演者の宮沢りえ、池松壮亮、大島優子、田辺誠一、近藤芳正、小林聡美、吉田大八監督が登壇した。

  本作は、平凡な主婦・梨花(宮沢)が、大学生(池松)との不倫をきっかけに、巨額の横領事件を引き起こす様を描くヒューマンサスペンス。

 本作が7年ぶりの主演映画となった宮沢は「やっとこの日が迎えられた興奮が体中を漂っています。人生を音楽に例えると、この『紙の月』との出会いは私にとって貴重で大切な一小節になりました」と感慨深げにあいさつした。

 映画で描かれる“横領”にちなみ「誰のどんなところを盗みたい?」という質問には「監督の粘り強さは天下一品。その粘り強さが私も欲しい。あとは近藤さんの全てをユーモアに変えてしまう人生の力強さみたいなものも欲しいですね」とちゃめっ気たっぷりに答えた。

 最後に、サプライズで吉田監督が宮沢に向けて書いた手紙を読み上げると、宮沢はこぼれる大粒の涙を拭いながら「もう言葉になりません」とコメント。吉田監督と熱いハグを交わし、あらためて観客に「忘れられない日になりました。こういうのを感無量というのでしょう。一人でも多くのお客さまに見ていただいて、何か心に残れば幸いです」とメッセージを送った。


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