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ヒロインを演じる松岡茉優
風間俊介が主演する2016年公開の映画『猫なんかよんでもこない。』の撮影が3日、関東近郊で行われ、撮影現場で囲み取材が行われた。
原作は、累計27万部を突破した杉作氏の同名漫画。実話を基にした猫と崖っぷちボクサーとの物語は、“大人が泣ける漫画”として注目を集めている。風間が演じるミツオの兄貴役をつるの剛士、ヒロインを松岡茉優が演じる。
取材陣に公開されたのは、風間演じるミツオと松岡演じるウメさんが、公園でミツオと暮らす猫のチンとクロを膝に置きながら語り合うシーン。
二人は日常感あふれるシーンを自然体で表現した。風間は猫たちとのコミュニケーションもしっかり取れている様子。演技中もスタンバイ中もごく自然に体をなでるしぐさは飼い主そのものだ。この日から参加した松岡は、メスのチンのかわいさにメロメロのようで、膝に乗せたまま話し掛けたり、あくびをするところを笑顔で眺めたりしていた。
撮影も終盤に入ったが、風間は「今日はこんなに穏やかな現場ですが、猫に怒る芝居で、猫がビビってしまって泥沼にハマったこともあります。普段はずっと部屋の中で猫と一緒なので、本当に一緒に住んでいるみたい。今日は、あいつら(猫)も、外に出て、“なんだこの展開は”って思っているんじゃないですかね」と語った。
風間から「猫とすぐ打ち解けていたね」と声を掛けられた松岡は、「たぶん、女同士の何かが…」と言い、「じゃあ(オスの)クロとは?」と風間が突っ込むと、「クロを抱くシーンはないので…。この映画で私が男を抱くシーンはございません」と笑わせた。
風間は「せりふを言っていても猫は予想外の動きをするんですが、頭の中で、この動きに対してリアクションを取るか、せりふを取るかを、0.001秒ぐらい、一瞬だけ迷う。脳内がロックンロールな感じです」と表現した。
「ミツオは、仕事も家族も全部がなくなって猫だけが残る。杉作先生の原作の再現版を作るつもりはないですが、先生と話したときに『猫に寄り掛かっていた』と言っていて。その孤独やつらい状況が、手触りとして出せれば」と、役への思いと意気込みを語った。
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