榮倉奈々、女優デビュー後の10年を振り返る 「仕事ですてきな先輩と出会った」

2014年6月14日 / 17:06

 (左から)加瀬亮、高梨臨、榮倉奈々、瀬戸康史、前田弘二監督

 映画『わたしのハワイの歩きかた』の初日舞台あいさつが14日、東京都内で行われ、出演者の榮倉奈々、高梨臨、瀬戸康史、加瀬亮、前田弘二監督が出席した。

 本作は、友人の結婚式の二次会の仕切りを任されたみのり(榮倉)が、取材を口実にハワイを訪れ、思いのままにはじける姿を描く。

 榮倉は演じたみのりについて「旅先での人との出会いから生まれたものをちゃんと“拾ってきた”から新しい自分の道を見つけることができたのだと思う。すごくうらやましい。私には多分できない」と語った。

 その理由として「私も(以前)逃げ出したいことがあり、一人で脱出の旅をしたことがあるけど、そのときに大失敗をしたので…」と苦い思い出を明かした。

 また、今年で女優デビュー10年目を迎えた榮倉は“嫌なことがあったときの対処法”を問われると「一瞬忘れようと騒いだり遊んだりもしたけど、私は仕事ですてきな先輩と出会った。私が相談すると『私にもそういうことがあったよ』と背中を押してくれた」と感謝の言葉を述べた。

 続けて「辞めたり、新しい道を選ぶのも一つの手だけど、続けることで見えるものもあると思うから、私はせっかくのご縁で始めたことはなるべく続けたい」と語った。


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