中山美穂、夫・辻仁成の質問には無言 堂本剛、20年ぶりの野島作品出演に興奮

2014年5月16日 / 17:16

 「プラトニック」でシングルマザーを演じる中山美穂

 NHK BSプレミアムドラマ「プラトニック」の試写会および会見が16日、東京都内で行われ、出演者の中山美穂、KinKi Kidsの堂本剛、脚本の野島伸司氏ほかが出席した。

 ドラマは、NHKでは初執筆となる野島氏のオリジナル脚本作。心臓疾患を抱える娘を懸命に育てるシングルマザーと、母子の前に現れた“自らの心臓を譲りたい”というミステリアスな青年による“プラトニック”な究極の愛の形が描かれる。

 中山は「ドラマ自体が久しぶりで、前にやっていたときの感覚が戻ってこなかったりとなかなか大変でした」と率直な感想を漏らした。

 まだ撮影は続いており「テーマを持って進んでいく内容がとても重く深刻なもので、役柄としても難しいなと思いながら毎日進んでいます。自分自身と役柄を重ねたり比べて考える作業はしていません。理解した方がやりやすいこともありますが、今回はまったく分からない。あえて答えを出さず、分からないまま演じていればいいかなと思っています」と語った。

 野島氏の作品には「人間・失格~たとえばぼくが死んだら~」以来約20年ぶりの出演となる堂本は「委ねられてはや1カ月。悩みながらやらせていただいています」と語った。

 野島氏をはじめ、撮影スタッフやスタジオ周辺で会う人にも知り合いが多いといい「お話を頂いたときは興奮したのを覚えています。何かご縁というものがこの作品に集結しているような」と喜びを口にした。

 青年という役名のない役柄については「非常にミステリアスで、撮影が始まって少したってから名前を知ることができて、公表はしませんが非常になじみのある名前でした」と明かした。

 「普段しゃべっている言葉運びではなく、とても硬めの言葉遣いでしゃべっています。カットがかかると普段の関西弁でガス抜きをして、またスイッチを入れて青年を演じています。見ていただく方にいろいろな答えを与える作品だと思っているので、自分なりの恋や愛や命の形を考えながら自分なりの青年を演じていきたい」と役作りについて語った。

 キャスティングは野島氏の希望でオファーを出し、2人が快諾したことで実現したという。野島氏は「もし未開の地に戦争に行くことになったらこの2人を連れていくぐらいの安心感」と太鼓判を押し「僕が表現したいと思って台本上届かなかったあと一歩か二歩のところを、この2人が埋めてくれると思います」と期待を寄せた。

 これを受けて中山は「絶対にそこを埋めてみせたい」、堂本も「中山さんに埋められる場所を埋めていただき、僕も埋められる箇所はライブ感をもって全力で埋めたい」と力強く語った。

 また、夫で作家の辻仁成氏との離婚話が報じられ注目を集めている中山は、退出時に報道陣から声を掛けられると立ち止まって視線を向けたが、「辻さんとはお会いしましたか?」との質問には無言で会場を後にした。

 ドラマはNHK BSプレミアムで25日午後10時から毎週日曜にオンエア。

 


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