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1960年代後半に若者たちから熱狂的に支持されたグループサウンズ「ザ・タイガース」が44年ぶりにオリジナルメンバー5人で再結成し、3日夜、東京・日本武道館で公演した。
5人は加橋かつみ、岸部一徳、沢田研二、瞳みのる、森本太郎。関係者によると、オリジナルメンバーがそろってステージに立つのは、69年以来という。
公演では、5人が声をそろえて「ザ・タイガースです」とあいさつ。沢田が「愛を込めて、ありがとう」と感謝を述べ、岸部は「少年時代に戻り、今日は音楽少年でやりたい」と話した。「花の首飾り」「君だけに愛を」などのヒット曲を披露すると、約1万3千人の観客から拍手と歓声が湧き起こった。
67年にレコードデビュー、グループサウンズ人気を引っ張った。加橋が69年に脱退して岸部四郎が加入、71年に解散した。
公演は今後、8日に長崎ブリックホール、10日、福岡サンパレス、13日、名古屋国際会議場、17日、京セラドーム大阪、20日、仙台サンプラザホール、22日、ニトリ文化ホール(札幌)、27日、東京ドームで開催する。