KAT-TUN上田竜也「亀梨がうらやましがっていた」 蜷川幸雄舞台、初出演で主演に抜てき

2013年11月1日 / 16:08

 Bunkamura25周年記念舞台「冬眠する熊に添い寝してごらん」の制作発表が1日、東京都内で行われ、出演者の上田竜也(KAT-TUN)、井上芳雄、鈴木杏、勝村政信、演出の蜷川幸雄氏ほかが出席した。

 本作は、100年の時代を超えて語られる“伝説の熊猟師”の聖なる戦いの物語と、熊猟師の子孫で奇妙な家訓を持つ兄弟と女詩人との愛憎を描く。

 蜷川氏は「ジャニー喜多川さんから亀梨和也を紹介されて以来、KAT-TUNに注目するようになった」と語り、舞台2作目の上田を主役に起用したことについては「どうも目障りな人がいて、ちょっと素直じゃなさそうに見えた。角度が普通と違う人に親近感を持つ」と理由を明かした。また「個性が強くて自己主張が強い人だなと思って見ていました。荒馬を乗りこなすように対峙(たいじ)したい」と語った。

 これまで多くのジャニーズ事務所所属タレントを演出してきた蜷川氏は「ただものじゃない集団。みんな、人に負けたくないから寝る間を惜しんで勉強してくる。今の立場を維持し続けるのは大変だと知っているから努力する。最近の中途半端に売れている俳優とは違います。そして一緒にやる人をみんな味方にしてしまうから面白いし優秀」と信頼感を口にした。

 上田は「久しぶりの舞台で、初めて蜷川さんが演出する舞台に出られるので光栄ですし、楽しみにしていることがたくさんあります」と喜びを語るとともに「多少の緊張を持ち合わせて、素晴らしいキャストの皆さんを頼りに、精一杯務めさせていただきたい」と意気込みを語った。

 また、先輩のV6岡田准一から蜷川氏についての話を聞いたという上田は「岡田さんが台本のせりふを変えてしまって怒られたと言っていました。先輩の教えを守り、一言一句も変えないでやりたいと思います」と笑わせた。「KAT-TUNのメンバーは、おそらく全員が来てくれると思う。亀梨がすごくうらやましがっていたので、そう思わせるぐらい舞台で頑張りたい」と力強く語った。

 ミュージカル「ハムレット」以来、約10年ぶりに蜷川作品に出演する井上は「今、すごい勇気でこの場に立っています。10年たってまた呼んでもらえてうれしい」と緊張の面持ち。鈴木も「大きな山を前に立ちすくんでいるという感じ。台本を開いてせりふを覚えようとすると頭から煙が出そうです」と素直な心境を語った。

 蜷川作品に出演経験のある井上、鈴木、勝村から稽古の様子を聞いた上田は「バイオレンス的な感じは生活的にも慣れています。ジャニーズの振り付けの方も厳しいし、そういうことはしょっちゅうある」とやる気十分。さらに「スポーツもボクシングをやっていますし、なぐられるのも余裕。決して(なぐり)返すことのないように、がっちり後ろで腕を組んで…」と語った。

 新生KAT-TUNについて問われると「もう5人で話し合って、KAT-TUNはKAT-TUN、田中聖は田中聖として、みんなどちらも応援してくれる(はずだ)という気持ちで前を向いて動き出しています」と答え「年始にこの舞台でいいスタートになると思いますし、努力を惜しまず吸収させてもらって成長したい」と語った。

 舞台は2014年1月9日~2月1日に都内・Bunkamuraシアターコクーン、2月7日~12日に大阪・森ノ宮ピロティホールで上演予定。


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