福士蒼汰、親友思いの役に共感 「自分も同じことをすると思う」

2013年8月10日 / 17:16

 (左から)本田翼、福士蒼汰、吉田康弘監督

 映画『江ノ島プリズム』の初日舞台あいさつが10日、東京都内で行われ、出演者の福士蒼汰、本田翼、吉田康弘監督が登壇した。

 本作は、神奈川県江の島の街並みを背景に、青春時代の無邪気さや挫折、淡い恋心をみずみずしく描いたファンタジー作品。福士演じる修太は、ふとしたことから過去にタイムトラベルし、幼なじみの朔(野村周平)とミチル(本田)の運命を変えるべく奮闘する。

 福士は、自身の役どころを「すごく頑張り屋で前向きで一生懸命。だからこそ空回りも多いけど、それも親友への思いがあってこそ」と説明し「そういう部分は共感できた。自分の親友に同じことが起きたら“自分も同じことをするんだろうな”とこの作品を通じて思った」と語った。

 一方、本田はミチルについて「(自分とは)タイプは違う。共感する部分はあまりなかった」と素直に明かしたが「元気で明るい女の子。こういう女の子に憧れていたので、演じるのは楽しかった」と笑顔で振り返った。

 また本田は、先に撮影に入っていた福士と野村について「2人の仲が良過ぎて、ちょっと“外されてる感”があった」と語ると、福士が笑顔を浮かべながら「外してない」と否定する一幕も。

 本田は「前に一緒にやったことあるのって聞いたら『(共演は)初めて』と言っていて。やっぱり男の友情ってやつですかね」と分析しつつ「ミチルだったら嫉妬しちゃうかもですが、私は“良かったね”と思いました」とクールに語り、会場の笑いを誘った。

 


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