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舞台「ヴィーナス・イン・ファー」の公開舞台稽古が7日、東京都内で行われ、出演者の稲垣吾郎と中越典子が取材に応じた。
本作は、2010年にニューヨークで上演され、好評を博した二人芝居。知性派の若手劇作兼演出家と、セクシーで奔放な無名の女優が、何もないオーディションスタジオという“ワンシチュエーション”で激しいドラマを繰り広げる。
演出家のトーマスを演じる稲垣は、女優ヴァンダ役の中越からボンテージ姿できついセリフを浴びせられる。「毎晩、エナメルのボンテージに身を包んだ中越さんが夢に出てきます。夢を支配されています」とユーモアたっぷりに語った。
それを受けて中越が「申し訳ないけど楽しい。最後には私が稲垣さんを縛ったりするシーンもあり、稽古していても面白くて笑っちゃうことがある」と語ると、稲垣は「イジメがいがあるでしょ?」と笑わせながら「こんなにきれいな方に、こんなことをされて男としては光栄です」とうれしそう。
公開舞台稽古では、膨大な量のセリフをテンポ良く繰り出した稲垣と中越。稲垣は「セリフの量が多くて大変。一度始まったら、あっという間に加速して走り続けるので、ジェットコースターに乗っているような気分。まあジェットコースターには乗れないんですけど」と苦笑した。
一方、中越は「それでもきちんと会話できるようになると心地いい。だんだん楽しめるようになってきた。ノンストップなので、ふとわれに返ったりしてしまうと脱線してしまうのが恐怖だけど、突っ走るしかない」と気を引き締めた。
また中越は稲垣について「独特な色気と不思議な存在感を持ち合わせている方」と印象を語り、劇中では服従する稲垣に対し「どちらかというと実はSなんじゃないかと。とても気を使ってくださり優しい方なんですが、ふと垣間見える毒気にSっぽさを感じることがある」と告白した。
稲垣自身は「SMAPではMっぽいポジションを任されることが多いけど、Sっぽいときもある」と自己分析しながら「舞台は(SとMが)入り乱れて大変なことになっている。甘く官能的な芝居になっていますのでぜひ見に来てください」と笑顔でアピールした。
舞台は、8日~23日、東京・Bunkamuraシアターコクーンで、27日~30日、大阪・森ノ宮ピロティホールで上演。
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