稲垣吾郎「生まれ変わっても自分がいい」 『桜、ふたたびの加奈子』初日舞台あいさつ

2013年4月6日 / 18:29

 福田麻由子(左)と広末涼子

 映画『桜、ふたたびの加奈子』の初日舞台あいさつが6日、東京都内で行われ、出演者の広末涼子、稲垣吾郎(SMAP)、福田麻由子、高田翔(ジャニーズJr.)、栗村実監督が登壇した。

 本作は、幼い娘を亡くして深く傷ついた夫婦を、広末と稲垣が演じるヒューマンドラマ。「娘に会いたい」という母のいちずな思いが導くさまざまな人々との出会いと再生に向かう姿を描く。

 広末は「今回夫婦役を演じたことで稲垣さんのイメージが温かいものに変わった。これまでは、王子様的でインテリでクールなイメージ。でも、今回はどこにでもいるような田舎のお父さんを、悩みながら誠実にお芝居されていた。ぐっと涙をこらえたりしているのを見て“稲垣さんも子どもに感情移入するんだ”と私が感動しちゃいました」と告白した。それを聞いた稲垣は「僕、子どもが苦手そうに見えるよね…」と語り、苦笑いを浮かべた。

 イベントには、2人の娘を演じた戸田みのりちゃんも登場。みのりちゃんから似顔絵をプレゼントされた広末は「目がキラキラしていてかわいい。ありがとう」と感激した様子。稲垣も「髪の毛がクルクルしていて特徴をよく捉えているね」と褒めた。

 また、本作のテーマにちなんだ「生まれ変わるとしたら何に?」という質問に、広末は「魚になりたい。水の中が好き。あと、おしゃべりをしないで済むから」と回答。「いつもしゃべり過ぎて後悔したり、言いたいことがうまく伝えられなかったりして、そんな自分に疲れちゃうんです」と意外な悩みを明かした。

 一方、稲垣は「自分が好きなので自分がいい」とナルシストぶりを発揮しながらも「“あのときこうしていれば”という人生の多々ある失敗を修正したい」とコメント。“失敗の”一つとして「初めて広末さんと一緒にお仕事したとき僕は24歳、広末さんは高校生。友達に頼まれて、広末さんのサインをプロデューサー伝えにお願いしたら“稲垣さんへ”って書いたものが戻ってきた。僕、ファンと思われちゃったかなとずっと恥ずかしかった」と照れながらエピソードを披露した。


芸能ニュースNEWS

「スクープのたまご」通報かスクープか…週刊誌記者が直面  「『週刊千石』はいいチーム」「人脈と信頼が大切」

ドラマ2025年12月17日

 奥山葵が主演するドラマ「スクープのたまご」(TBS系)の第11話が、16日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、大手出版社の「週刊誌」の編集部を舞台に、1人の若き新人記者・信田日向子(奥山)の目を通して“週刊誌の存在意義 … 続きを読む

「新東京水上警察」最終回、ラストの意味深な人影に考察合戦展開 「まさか黒木? 続編あるのか?」「続編は礼子が刑事に?」

ドラマ2025年12月17日

 佐藤隆太が主演するドラマ「新東京水上警察」(フジテレビ系)の最終話が、16日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、水上警察を題材にし、佐藤隆太演じる碇拓真刑事と水上警察署のチームが、東京の海や川を警備艇で駆け巡り事件を追う、大 … 続きを読む

「娘の命」“沙織”新川優愛の狂気が爆発 「レイコの孤独が胸に刺さった」「復讐に成功してほしい」

ドラマ2025年12月17日

 齊藤京子と水野美紀がW主演するドラマ「娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?」(カンテレ・フジテレビ系)の第11話が、16日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、55歳の母・篠原玲子(水野)が、壮絶なイジメで娘を死に追い … 続きを読む

「ちょっとだけエスパー」「また野木亜希子さんの脚本にやられた」「結局、生きていくことが最大のミッションなんだな」

ドラマ2025年12月17日

 「ちょっとだけエスパー」(テレビ朝日系)の第9話(最終話)が、16日に放送された。  本作は、会社をクビになり、人生詰んだサラリーマン(大泉洋)が、“ちょっとだけエスパー”になって世界を救う姿を描く完全オリジナルのSFラブロマンス。脚本は … 続きを読む

「終幕のロンド -もう二度と、会えないあなたに-」「一体どんな終幕を迎えることになるのか」「この脚本だと、演者の皆さんは大変だと思う」

ドラマ2025年12月16日

 「終幕のロンド -もう二度と、会えないあなたに-」(カンテレ・フジテレビ系)の第10話が、15日に放送された。  本作は、妻を亡くし、幼い息子を男手一つで育てるシングルファーザーで、遺品整理人の鳥飼樹(草なぎ剛)が、遺品整理会社の仲間たち … 続きを読む

Willfriends

page top