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「第66回カンヌ国際映画祭」のコンペティション部門へ公式選出された映画『藁の楯 わらのたて』が現地時間20日夜、メーン会場となるグランド・ルミエール劇場で上演された。
三池崇史監督、キャストからは主演の大沢たかお、松嶋菜々子が現地を訪れ、公式記者会見に続いてレッドカーペットに登場。三池監督と大沢は黒のタキシード、松嶋は晴れやかなカンヌの空をイメージさせる空色のドレスに身を包んだ。時に大沢が松嶋をエスコートする姿も見られるなど、初のカンヌでのレッドカーペットを楽しんだ様子だった。
その後3人は、海外メディアで埋め尽くされたプレスゾーンからのカメラの呼び掛けに笑顔で応じ、階段を上がって公式上映が行われる劇場へ。すでに会場内に集まった2000人の観客から総立ちで出迎えられ、3人も一緒に映画を鑑賞した。
上演後には約5分の温かいスタンディングオベーションが起こり、同映画祭初体験の大沢、松嶋は感無量。初めてではない三池監督も感動しつつ照れがあったのか、スタンディングオベーションが鳴りやまないうちに自ら会場出口に歩きだし、大きな拍手に見送られる形に。「いつまでもいると迷惑かなと思った」と苦笑いを浮かべて明かした。
大沢は「自分がまだふわふわしていて、分からないままここに来たという状態です」と素直な心境を語り、「これほどドキドキすることはない。また来られる機会があればいいなと思います」と充実感を。松嶋も「レッドカーペットを歩くこと自体、すでに現実感がなかったですが、今回監督に『いい経験になるから』と誘っていただき、やはりとてもいい経験になりました」と笑顔で喜びを語った。
「プレッシャーに弱いので、緊張しました」という三池監督も「カンヌは映画に対してとても真摯(しんし)な映画祭という印象。自分が作った映画に助けられるという実感です」と喜びをかみ締めた。また鳴りやまぬスタンディングオベーションに、松嶋は「あの大きさのスクリーンで見て、また最後に拍手を頂いてとても感動しました」とうっとりと振り返っていた。
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