佐藤浩市が緊急会見「りんとした顔に見えた」 父・三國連太郎の死去を報告

2013年4月15日 / 15:57

 昨日死去した俳優の三國連太郎さんについて15日、長男で俳優の佐藤浩市が緊急会見を行った。

 主演ドラマ「怪物」の制作発表会見後、単独で再登壇した佐藤は「4月14日、きのうの朝9時18分に急性呼吸不全で、三國連太郎こと佐藤政雄が他界しました」と約200人の報道陣の前で報告した。

 佐藤は三國さんが入所していた施設から死去の報告を受け、午前10時過ぎに遺体と対面。「死に目には会えませんでした」と語った。

 「(自分は)おやじのところにめったに顔なんか出さない人間だった」と語る佐藤。最後に会ったのは今月1日で「外に散歩に出ると寒いというようなたわいない会話を交わした」という。「おやじの死に顔を見て、悲しいという思いがなかった。この数年でなぜか一番りんとした顔に見えて、この1~2年の三國から見ると威厳があって、不思議な感慨があって、涙は出ませんでした」と明かした。

 佐藤は「(父は)『戒名もいらない。散骨して誰にも知らせるな、密葬でいい』と言っていた。三國連太郎として生きたかったということに、本当にあの人は役者として生きたんだなと。そのことを死に顔を見た時に感じました」と語り、父親としての三國について問われると「ひどいよそりゃ」と苦笑。「世間一般論としての親子としての会話はできない。介在したのは、役者という言葉だけ」と振り返った。

 約9分間の会見で、目にいっぱいの涙をため、時折鼻をすすりながら俳優・三國連太郎への思いを語った佐藤は「できれば骨になるまでは皆さんにお話しするのは避けたいなと思っていた。密葬ですのでくれぐれもよろしくお願いします」と一礼し、降壇した。


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