映画「桐島、部活やめるってよ」初日舞台あいさつが１１日、東京都内で行われ、映画に出演した神木隆之介、橋本愛、大後寿々花、清水くるみほかが登壇した。
出演者が登場すると、観客全員がスタンディングオベーション。神木は「一人一人強い愛情がある映画。今日このように初日を迎えることができ、これ以上の幸せはないと思います。僕の人生の中で思い出に残る一日です」とあいさつ。橋本も「会場に入ってきて見えた光景が、人生で初めて見るものだったので、戸惑ってしまって…最高に幸せです」と感極まって涙を流した。
また、この日、体調不良のため欠席と伝えられた佐藤貴博プロデューサーから、出演者一人一人に宛てられたメッセージを司会者が代読。「主演としてこの作品を背負ってくれた最高で最強の座長」と評された神木は「ものすごい愛情を感じました」と、しんみり語ったが、そこで突然、舞台が暗転。劇中にも登場したゾンビが襲撃するというサプライズが。
出演者が絶叫していると、ゾンビの特殊メークをした佐藤プデューサーの姿もあり、神木は「佐藤さん、昨日マスクをしてたのは伏線だったんですか！？」、橋本も「もう歳なのかって本気で心配したのに！」と驚きながらも、大喜びで笑顔を見せた。
映画は１１日から、新宿バルト９ほか全国ロードショー。