日曜劇場「キャスター」「組織と権力のテーマは刺さる」「このドラマ自体がブーメランになってしまった」

2025年5月13日 / 10:49

(C)TBS

 日曜劇場「キャスター」(TBS系)の第5話が、11日に放送された。

 本作は、型破りなキャスターの進藤壮一(阿部寛)が、テレビ局の報道番組を舞台に、闇に葬られた真実を追求し悪を裁いていく社会派エンターテインメント。(*以下、ネタバレあり)

 チーフディレクターの梶原(玉置玲央)が警察官による暴行事件のもみ消し情報を入手した。梶原と旧知の仲である赤坂南署の竹野署長(緒川たまき)が内部告発をしたいと申し出たのだ。

 進藤たちは竹野のインタビューに向かうが、約束の時間になっても彼女は来ない。それどころか竹野は暴行事件自体を否定する緊急会見を開いた。

 梶原は社会部の恵梨香(菊池亜希子)が警察上層部に情報をリークし、竹野に圧力をかけたのではないかと考える。そして独自に暴行事件の真相を調べ始めるが、警察とJBN全体を巻き込んだ大問題に発展する。そんな中、赤坂南署の1日署長を自ら申し出る進藤。その目的は?

 放送終了後、SNS上には、「阿部寛の圧倒的存在感と破天荒キャラが社会の闇をどう暴いていくのか見届けたい」「今回の進藤の『不正を告発しようとした者は脅され、正義を貫こうとした者は屈服を強いられた。なぜこんなことがまかり通るのでしょうか。それは、組織の論理が個人の信念を支配するからです』の言葉が刺さった」などのコメントが上がった。
 
 また、「報道ドラマでここまで熱くなれるとは」「組織と権力のテーマは刺さる」「悠介(道枝駿佑)と進藤の師弟感が少しずつ芽生えてきたのがいい。一緒に闘っている感じがめちゃエモい」などの声もあった。
 
 そのほか、「ドラマ自体はめっちゃ面白いのに永野芽郁ちゃんのシーンだけどうしても集中できない」「俳優のスキャンダルはどうでもいい派なのだけれど、今回の永野芽郁は組織の中の若い女性という役どころなので、人物像が重なって“崎久保華”に共感できない。ドラマは面白いのに気持ちが半減してしまう。もったいない」「このドラマ自体がブーメランになってしまった」といったコメントもあった。

(C)TBS


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