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(C) 2016 垣根涼介/新潮社 (C)2025「室町無頼」製作委員会(C) 2016 垣根涼介/新潮社 (C)2025「室町無頼」製作委員会
映画『室町無頼』 公開御礼舞台挨拶が1月30日、東京都内で行われ、出演者で倒幕と世直しの野望を抱く無頼漢で剣の達人・兵衛を演じた大泉洋、兵衛の悪友であり宿敵となる骨皮道賢役の堤真一、兵衛の弟子として成長する才蔵役の長尾謙杜が登壇した。
本作は、室町、“応仁の乱”前夜の京。大飢饉と疫病の連鎖、混沌(こんとん)の世の中に風のごとく現れ、巨大な権力に戦いを挑んだ者たちがいた。蓮田兵衛、日本史上、初めて武士階級として一揆を起こし、歴史にただ一度だけその名を留める男。彼の元に結集した「アウトロー=無頼」たちの知られざる闘いをドラマチックに描いた。現在絶賛公開中で、10日からのIMAX先行上映を含めた累計成績は観客動員12万人、興行収入1億8000万円を突破(1月20日時点)。
舞台挨拶では、来場者全員に配布された『室町無頼』特製ハリセンでの拍手で迎えられた大泉、堤、長尾の「無頼三人衆」。公開から2週間ということで大泉が「今日は(何度も『室町無頼』を見ている)プロの皆さんがいらしていますから。皆さんは『何一揆(回目)ですか?』」と質問するとなんと、6回以上鑑賞しているという猛者もかなりいることが分かり、感激の表情を見せる3人。
そして MCからバックパネルに記された激アツコメントについて話題を振られ感謝の気持ちを述べていた大泉だが、「才蔵の空気感が毎回ゾクゾクする」という才蔵役の長尾を称賛するコメントを見つけた際には、「才蔵が褒められているところは黒く塗りつぶしていきます!」とバッサリ。すかさず長尾は「ダメダメダメ! 逆にここはカギカッコつけるくらいの」とツッコミを入れ、会場を大いに沸かした。
続いて、それぞれが考えた『室町無頼』の共感ポイントを、ハリセン拍手の大きさで測るトークコーナーに。まずは大泉の「大泉さんはいつもカッコいいけれど、おヒゲ姿もすてきだった!」、堤の「今も、兵衛のようなリーダーシップをとってほしい人がいる!」という問いかけに大きな拍手が起きた。

(C) 2016 垣根涼介/新潮社 (C)2025「室町無頼」製作委員会(C)エンタメOVO
そして最年少の長尾が少し照れながら「長尾謙杜、カッコええやんって思った方!!」と問いかけると、より一層大きな拍手に長尾は満面の笑みでガッツボーズを見せた。大泉は「うるせぇな」と悔しがり、「大泉洋の方がカッコいいと思う人!」と聞くも、明らかに拍手が少なめになり「少ねぇんだ、バカか! 主役ですよ!!」と嘆いた。場の空気を変えるためにMCが「『室町無頼』が最高だった方!」と呼びかけると、再び大きな拍手が。大泉が「絶対に映画館で見た方がいいと思う方!」「1回じゃなく、2回、3回見た方がいいという方!」と続けると、さらに拍手の音は大きくなるものの、最後に「大泉の方が長尾よりカッコいいと思う方!」と叫ぶと一気に拍手がまばらになり、大泉は「よく聞いている! 勢いでたたかない!」と観客を褒めたたえた。
最後に大泉は「先ほど出演者の中から皆さまに対して『バカ野郎』なんていう不適切な表現をした者がいました。代表しておわびいたします」と自身の発言について“おわび”した。また、先日家族で IMAXを鑑賞した大泉であったが、「娘が才蔵の気持ちになって涙が止まらなかったと言っていました。『そうか、お前も才蔵派か…』と思いつつ、中学生の女の子が見ても面白いんだと思ってうれしかったです。日本の時代劇というものが、もう少し盛り上がるといいなと、映画界にいる人間としては思っています」と締めくくった。

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劇中の舞台裏が分かる貴重なVFXメイキング特別映像も公開された。室町時代の作りこまれた世界観や、一揆の迫力がVFX技術を通してどのように作られたのか、長尾演じる棒術の達人・才蔵の圧巻の1カットアクションがボリュメトリックビデオによってどのように生まれたのかが分かる映像となっている。
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