映画『室町無頼』公開御礼舞台挨拶 大泉洋、堤真一、長尾謙杜が登壇 貴重なVFXメイキング特別映像も解禁

2025年1月31日 / 17:00

(C) 2016 垣根涼介/新潮社 (C)2025「室町無頼」製作委員会(C) 2016 垣根涼介/新潮社 (C)2025「室町無頼」製作委員会

 映画『室町無頼』 公開御礼舞台挨拶が1月30日、東京都内で行われ、出演者で倒幕と世直しの野望を抱く無頼漢で剣の達人・兵衛を演じた大泉洋、兵衛の悪友であり宿敵となる骨皮道賢役の堤真一、兵衛の弟子として成長する才蔵役の長尾謙杜が登壇した。

 本作は、室町、“応仁の乱”前夜の京。大飢饉と疫病の連鎖、混沌(こんとん)の世の中に風のごとく現れ、巨大な権力に戦いを挑んだ者たちがいた。蓮田兵衛、日本史上、初めて武士階級として一揆を起こし、歴史にただ一度だけその名を留める男。彼の元に結集した「アウトロー=無頼」たちの知られざる闘いをドラマチックに描いた。現在絶賛公開中で、10日からのIMAX先行上映を含めた累計成績は観客動員12万人、興行収入1億8000万円を突破(1月20日時点)。

 舞台挨拶では、来場者全員に配布された『室町無頼』特製ハリセンでの拍手で迎えられた大泉、堤、長尾の「無頼三人衆」。公開から2週間ということで大泉が「今日は(何度も『室町無頼』を見ている)プロの皆さんがいらしていますから。皆さんは『何一揆(回目)ですか?』」と質問するとなんと、6回以上鑑賞しているという猛者もかなりいることが分かり、感激の表情を見せる3人。

 そして MCからバックパネルに記された激アツコメントについて話題を振られ感謝の気持ちを述べていた大泉だが、「才蔵の空気感が毎回ゾクゾクする」という才蔵役の長尾を称賛するコメントを見つけた際には、「才蔵が褒められているところは黒く塗りつぶしていきます!」とバッサリ。すかさず長尾は「ダメダメダメ! 逆にここはカギカッコつけるくらいの」とツッコミを入れ、会場を大いに沸かした。

 続いて、それぞれが考えた『室町無頼』の共感ポイントを、ハリセン拍手の大きさで測るトークコーナーに。まずは大泉の「大泉さんはいつもカッコいいけれど、おヒゲ姿もすてきだった!」、堤の「今も、兵衛のようなリーダーシップをとってほしい人がいる!」という問いかけに大きな拍手が起きた。

(C) 2016 垣根涼介/新潮社 (C)2025「室町無頼」製作委員会(C)エンタメOVO

 そして最年少の長尾が少し照れながら「長尾謙杜、カッコええやんって思った方!!」と問いかけると、より一層大きな拍手に長尾は満面の笑みでガッツボーズを見せた。大泉は「うるせぇな」と悔しがり、「大泉洋の方がカッコいいと思う人!」と聞くも、明らかに拍手が少なめになり「少ねぇんだ、バカか! 主役ですよ!!」と嘆いた。場の空気を変えるためにMCが「『室町無頼』が最高だった方!」と呼びかけると、再び大きな拍手が。大泉が「絶対に映画館で見た方がいいと思う方!」「1回じゃなく、2回、3回見た方がいいという方!」と続けると、さらに拍手の音は大きくなるものの、最後に「大泉の方が長尾よりカッコいいと思う方!」と叫ぶと一気に拍手がまばらになり、大泉は「よく聞いている! 勢いでたたかない!」と観客を褒めたたえた。

 最後に大泉は「先ほど出演者の中から皆さまに対して『バカ野郎』なんていう不適切な表現をした者がいました。代表しておわびいたします」と自身の発言について“おわび”した。また、先日家族で IMAXを鑑賞した大泉であったが、「娘が才蔵の気持ちになって涙が止まらなかったと言っていました。『そうか、お前も才蔵派か…』と思いつつ、中学生の女の子が見ても面白いんだと思ってうれしかったです。日本の時代劇というものが、もう少し盛り上がるといいなと、映画界にいる人間としては思っています」と締めくくった。

(C) 2016 垣根涼介/新潮社 (C)2025「室町無頼」製作委員会(C)エンタメOVO

 劇中の舞台裏が分かる貴重なVFXメイキング特別映像も公開された。室町時代の作りこまれた世界観や、一揆の迫力がVFX技術を通してどのように作られたのか、長尾演じる棒術の達人・才蔵の圧巻の1カットアクションがボリュメトリックビデオによってどのように生まれたのかが分かる映像となっている。


芸能ニュースNEWS

「問題物件」“犬頭”上川隆也と“恵美⼦”内田理央、水浸し物件の謎に迫る 「かわいいとかお笑いが全部詰まっていて最高すぎる」

ドラマ2025年2月6日

 上川隆也が主演するドラマ、「問題物件」(フジテレビ系)の第4話が5日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、心霊物件やゴミ屋敷など、不動産物件で起こる不思議な事件を、謎の男・犬頭光太郎(上川)と不動産会社のクレーム担当・若宮恵美 … 続きを読む

「まどか26歳、研修医やってます!」“まどか”芳根京子、“友梨”佐々木希への寄り添いでさらなる成長へ 「成長過程がていねいに描かれている」「すごく構成がうまい」

ドラマ2025年2月5日

 芳根京子が主演するドラマ「まどか26歳、研修医やってます!」の第4話が4日に放送された。  本作は、“お医者さんだって、幸せになりたい!”と願う主人公の研修医・若月まどか(​​芳根)が、令和の医療現場でベテラン医師たちの試練に立ち向かい、 … 続きを読む

「地獄の果てまで連れていく」“麗奈”渋谷凪咲に恐怖で震える 「ラストシーンが強烈過ぎる」「誠も秘密があるの?」

ドラマ2025年2月5日

 佐々木希が主演するドラマ「地獄の果てまで連れていく」(TBS系)の第4話が、4日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、家族を殺した女に復讐(ふくしゅう)するため、整形をして近づく主人公・橘紗智子(佐々木)と、悪魔のように非情な … 続きを読む

「秘密~THE TOP SECRET~」“小島”池脇千鶴の演技と壮絶展開に反響 「池脇千鶴の役作り、演技に圧倒された」

ドラマ2025年2月4日

 板垣李光人と中島裕翔が主演するドラマ「秘密~THE TOP SECRET~」(フジテレビ系)の第2話が、3日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  科学警察研究所の法医第九研究室は、犯人や被害者が死亡した際、その脳を特殊なMRIスキャナ … 続きを読む

「119エマージェンシーコール」“紗良”見上愛の通報者へのアドバイスに反響 「自分の殻も破る様子に胸熱」「自分にも言い聞かせてるようで泣けた」

ドラマ2025年2月4日

 清野菜名が主演するドラマ「119エマージェンシーコール」(フジテレビ系)の第3話が、3日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、消防局の通信指令センターを舞台に、一本の電話で命をつなぐ最前線に立つ、指令管制員たちの現実を描くオリ … 続きを読む

Willfriends

page top