上白石萌音、将棋を猛勉強して元棋士の弁護士役 「ガチンコで将棋に向き合った作品」

2025年1月16日 / 22:37

(左から)田辺誠一、和久井映見、上白石萌音、高杉真宙、小林聡美 (C)エンタメOVO

 2025年1月期 ドラマ9「法廷のドラゴン」(テレビ東京系・毎週金曜よる9時放送)記者会見が8日、東京都内で行われ、出演者の上白石萌音、高杉真宙、和久井映見、田辺誠一、小林聡美が登壇した。

 本作は、女性初のプロ棋士誕生を期待されながらも弁護士に転向した主人公が、存続の危機にひんする弁護士事務所の若き所長と共に奔走するリーガルドラマ。事件を得意の将棋になぞらえて解決する「百手先も読めるのに空気を読まない新米弁護士」と「二手先も読めない優しすぎる若手所長弁護士」の活躍を完全オリジナル脚本で描き出す。

 主人公の天童竜美を演じる上白石は、「初めて(台本を)読んだときは、こんなの初めてって思いました。法律と将棋の掛け合わせが斬新で。ただ、私は将棋が何を目指して戦うゲームかすら知らない状態だったので、これは将棋を頑張らないといけないなと背筋がゾクっとしました。でも、将棋が全く分からない私が読んでもすごく面白くて、心が熱くなる作品だったので、素晴らしいキャストの皆さまと現場でご一緒するのが待ちきれないなと思って、頑張って勉強した日々でした」と台本を読んだ感想を語った。

 続けて「(将棋は)なんかかっこいいという魅力も伝わりますし、作中で将棋についてたくさん説明をしているので、私のようにご存じない方でも、もちろん将棋がお好きな方にも楽しんでいただけると思います。このドラマでは、各話の台本の他に、各話の棋譜が存在していまして。棋譜は、対局の指し初めから指し終わりまで全部の手が書いてある議事録みたいなものですが、それに沿ってみんなで撮影を進めています。われわれもガチンコで将棋に向き合った作品ですので、将棋がお好きな方も満足して見ていただけるのではないかと願っております」と本作の魅力をアピールした。

 主人公の竜美が棋士から弁護士に転向したことにちなんで、「俳優から転向するとしたらどんな職業に就きたいか」という質問があがると、上白石は悩んだ末に「私、何かの職人になりたいんですよ。伝統工業を継承したいです。かごを編んだりしたい。畳とか、和のものが好きなので、継承者がいないところに行って、弟子入りしたい」と答えて周りを驚かせた。

 一方、高杉は「僕は幼い頃にレスキュー隊になりたかったのでレスキュー隊」と回答。上白石から「役としてやっていないんですか?」と聞かれると、「まだやっていないんですよ。僕らの職業だと役でなれるので、いつかやりたいと思っています」と笑顔で話した。

上白石萌音(左)と高杉真宙 (C)エンタメOVO


芸能ニュースNEWS

「ひと夏の共犯者」“巧巳”橋本将生の逃避行の愛が「あまりに切ない」 「澪と眞希、どちらの気持ちになっても号泣」

ドラマ2025年12月14日

 timeleszの橋本将生が主演するドラマ「ひと夏の共犯者」(テレ東系)の第11話が、12日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、大学生の主人公・岩井巧巳(橋本)が、推しのアイドル・片桐澪(恒松祐里)との夢のような同居生 … 続きを読む

「良いこと悪いこと」連続殺人事件の犯人が判明 「最後の口パクはどういう意味?」新たな犠牲者に「悲し過ぎる」

ドラマ2025年12月14日

 間宮祥太朗と新木優子がW主演するドラマ「良いこと悪いこと」(日本テレビ系)の第9話が、13日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  ドの子・瀬戸紫苑(大後寿々花)の実家へと向かった高木(間宮)と園子(新木)とゆき(剛力彩芽)は、ポ … 続きを読む

「コーチ」「益山班にパワーアップして帰っきてほしい」「いやー、唐沢寿明やっぱすげえわ」

ドラマ2025年12月13日

 「コーチ」(テレビ東京系)の第9話(最終話)が、12日に放送された。  本作は、堂場瞬一氏の同名小説をドラマ化。警視庁人事二課から派遣された特命職員向井光太郎(唐沢寿明)の的確なアドバイスによって、悩みを抱えた若手刑事たちが刑事としても人 … 続きを読む

「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」「まるで『鎌倉殿の13人』と同じような黒い話になってきた」「最終回は、蓬莱くん(神木隆之介)が何か仕掛けるのか」

ドラマ2025年12月11日

 「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」(フジテレビ系)の第10話が、10日に放送された。  脚本・三谷幸喜、主演・菅田将暉による本作は、1984年の渋谷「八分坂(はっぷんざか)」を舞台に、1人の演劇青年が老若男女総勢25人超 … 続きを読む

「スクープのたまご」最終章 “謎のサングラス男”の正体が判明 「黒幕感がすごい」「面白い展開になってきた」

ドラマ2025年12月10日

 奥山葵が主演するドラマ「スクープのたまご」(TBS系)の第10話が、9日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、週刊文春を徹底取材して書かれた大崎梢氏の同名小説を実写化。大手出版社の「週刊誌」の編集部を舞台に、若き新人記者 … 続きを読む

Willfriends

page top