「モンスター」環境汚染訴訟で亮子(趣里)が炙り出した真のモンスター 「テレビでメディアを斬っちゃうの、ゾクゾクした」

2024年12月24日 / 12:45

 趣里が主演するドラマ「モンスター」(カンテレ・フジテレビ系)の最終話が、23日に放送された。(※以下、ネタバレあり) 

 亮子(趣里)は、産廃処理業者のサカミクリーンを調査すると、帝東電機の産廃物を扱う従業員に健康被害が出ていることを突き止める。法廷でその事実を公表した亮子は、サカミクリーンの代理人である粒来(古田新太)とともに、帝東電機に対して損害賠償請求を行う計画を立てる。

 損害賠償請求には、サカミクリーンの従業員だけでなく、山遥村の村人たちの健康データも必要不可欠だったが、帝東電機は日本有数の大企業とあって、村人たちはその非を信じようとせず、むしろ、反社であるサカミクリーンこそが悪者だと非協力的だった。

 裁判では、亮子が帝東電機の従業員にも健康被害が出ている可能性を指摘。しかし、提出された健康データに問題は見当たらない…。次の法廷で、帝東電機でファストチップの研究を行う竹内研究員が法廷に立つ。すると亮子は、竹内研究員に家族と一緒に住んでいるのかと質問する…。

 さらに後日、亮子はサカミクリーンの従業員たちに協力を求め、どうでもいい内容で次々と訴訟を起こす…。その後、亮子たちは竹内研究員の家族と出会い証言を求めると、法廷で帝東電機の産廃が地下水を汚染していたことを立証する。

 またある日、帝東電機の環境汚染がSNSで話題となる。その後、亮子たちは村民たちの健康診断の結果を入手することに成功する。すると、帝東電機は和解の意思を示して、賠償金を支払うことに。そして、住民説明会で帝東電機が村民たちに謝罪をすると…。

 放送終了後、SNS上には、「テレビでここまでメディアを斬っちゃうの、ゾクゾクした。SNSでバズれば大企業も動かせるということの違和感まで描くのは痛快だった」「審判の枠の外に真実があるというテーマで一貫していてなかなかの名作だった」「住民の軽薄さが巨悪を温存させると指摘し『何のために生きてる?』と視聴者に問う。社会の闇をえぐった傑作だった」などのコメントが投稿された。

 また、このほか「『大企業が悪いことをするわけがない』『テレビでやってたから真実』という古い価値観が覆される最終回だった」「そうか、欲望に飲み込まれた人間たちがモンスターだったな」「最終回、続編がありそうな終わり方だった」「今後も杉浦は亮子に振り回されるんだろうな」などのコメントが投稿された。


芸能ニュースNEWS

「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」「最後、全部生田斗真に持っていかれたわ」「今まで文句を言いながらも見続けてきた人へのご褒美みたいな回だった」

ドラマ2025年11月20日

 「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」(フジテレビ系)の第8話が、19日に放送された。  脚本・三谷幸喜、主演・菅田将暉による本作は、1984年の渋谷「八分坂(はっぷんざか)」を舞台に、1人の演劇青年が老若男女総勢25人超の … 続きを読む

「スクープのたまご」日向子の背後を追う“謎の男”が登場 「事件の概要が見えて面白くなってきた」

ドラマ2025年11月19日

 奥山葵が主演するドラマ「スクープのたまご」(TBS系)の第7話が、18日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、週刊文春を徹底取材して書かれた大崎梢氏の同名小説を実写化。大手出版社の「週刊誌」の編集部を舞台に、1人の若き新 … 続きを読む

「新東京水上警察」予想外の犯人逮捕、“日下部”加藤シゲアキの求婚に反響 「神鬱回でおもろかった」「切ないプロポーズで苦しい」

ドラマ2025年11月19日

 佐藤隆太が主演するドラマ「新東京水上警察」(フジテレビ系)の第7話が、18日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、水上警察を題材にし、佐藤隆太演じる碇拓真刑事と水上警察署のチームが、東京の海や川を警備艇で駆け巡り事件を追う、大 … 続きを読む

「娘の命」“レイコ”齊藤京子がラスボス“沙織”新川優愛に宣戦布告 「ヘビーな展開で驚いた」「ボスママはさすがに手強い」

ドラマ2025年11月19日

 齊藤京子と水野美紀がW主演するドラマ「娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?」(カンテレ・フジテレビ系)の第7話が、18日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、55歳の母・篠原玲子(水野)が、壮絶なイジメで娘を死に追いや … 続きを読む

「ちょっとだけエスパー」「分かってきたことと深まる謎とで次回も楽しみ」「とにかく四季ちゃん(宮﨑あおい)がかわいらしい。私も文太(大泉洋)と一緒にドキドキ」

ドラマ2025年11月19日

 「ちょっとだけエスパー」(テレビ朝日系)の第5話が、18日に放送された。  本作は、会社をクビになり、人生詰んだサラリーマン(大泉洋)が、“ちょっとだけエスパー”になって世界を救う姿を描く完全オリジナルのSFラブロマンス。脚本は野木亜紀子 … 続きを読む

Willfriends

page top