北川景子、デビュー20周年の節目に湊かなえ原作のミステリーに主演 「思い入れのある年の作品になったことが光栄」

2023年8月29日 / 10:30

(C)エンタメOVO

 一方、本作が30歳になって初めての作品で、事件の犯人である立石力輝斗役で、死刑囚という新境地に挑んだ竹内は、「内田組の雰囲気にスッとなじんで、自分がイメージしている以上のものが現場で生まれたので、やりながら手ごたえは感じた」と撮影を振り返った。

 これに対して、竹内と3年ぶりの顔合わせとなった内田監督は「3年前と全然違うのでびっくりした。このまま成長していけば、素晴らしい俳優になっていくのでは」と絶賛。

 また、真尋の師匠に当たる大物脚本家・大畠凜子を演じた黒木は「難しい役どころ。2人に女優としてのバトンを渡せるかというと、まだまだ自分は未熟。ただ、バトンは渡したら終わりではなく、箱根駅伝のたすきのようにつなぐもの。そんな気持ちで渡せたら」と、先輩女優としての思いを語った。

 この後、原作者の湊かなえがサプライズで登壇し、22日に誕生日を迎えたばかりの北川に花束をプレゼント。北川は「20周年でもあり、湊先生にお花を頂けて、本当にうれしいです」と喜びを見せた。

 湊は北川と吉岡の共演シーンの撮影現場にも見学に訪れたらしく、北川は「その日は大事なシーンの連続で、いつもより緊張して現場に入っていたけど、湊先生が入ってこられて、明るい雰囲気になった。先生が来てくださったことで、あのシーンがよりいいものになったような気がする」とその様子を振り返った。

 最後に北川は「いろいろ衝撃の展開が待っていますが、とにかく見ていただければ、明日から顔を上げて、前を向いて進んでいこうと思える作品になっていると思うので、1人でも多くの方にこの作品が届いてくれることを心から願っています」とアピールし、イベントを締めくくった。

(C)エンタメOVO

 「連続ドラマW 湊かなえ『落日』」(全4話)は9月10日(日)、WOWOWにて初回放送&配信スタート(第1話無料)。

  • 1
  • 2
 

芸能ニュースNEWS

「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」「舞台っぽいドラマだけど慣れてくるとどハマりする」「小さな声でしかせりふが読めないトニー(市原隼人)に持っていかれた」

ドラマ2025年10月16日

 「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」(フジテレビ系)の第3話が、15日に放送された。  脚本・三谷幸喜、主演・菅田将暉による本作は、1984年の渋谷「八分坂(はっぷんざか)」を舞台に、1人の演劇青年が老若男女総勢25人超の … 続きを読む

「スクープのたまご」週刊誌の記者“日向子”の奮闘に「胸が打たれた」 「大きな事件の真相を暴く話になりそうで楽しみ」

ドラマ2025年10月15日

 奥山葵が主演するドラマ「スクープのたまご」(TBS系)の第2話が、14日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、週刊文春を徹底取材して書かれた大崎梢氏の同名小説を実写化。大手出版社の「週刊誌」の編集部を舞台に、1人の若き新 … 続きを読む

長尾謙杜&山田杏奈、ティーンのお悩みに胸キュン 『恋に至る病』公開直前!ティーン限定お悩み相談会

映画2025年10月15日

 長尾謙杜(なにわ男子)と山田杏奈が10月14日、都内で行われた映画『恋に至る病』公開直前イベントに出席し、ティーン限定のお悩み相談会を実施した。  本作は、TikTokで200万回再生を超える大反響を呼んだ作家・斜線堂有紀による衝撃の恋愛 … 続きを読む

「娘の命」“レイコ”齊藤京子の斬新な復讐劇に反響 「突然の“タイタニックごっこ”は元気が出た」

ドラマ2025年10月15日

 齊藤京子と水野美紀がW主演するドラマ「娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?」(カンテレ・フジテレビ系)の第2話が、14日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、55歳の母・篠原玲子(水野)が、壮絶なイジメで娘を死に追いや … 続きを読む

「じゃあ、あんたが作ってみろよ」“勝男”竹内涼真の演技に爆笑 「肌着姿&顆粒だしが最高」「憎めなくてかわいい」

ドラマ2025年10月15日

 夏帆と竹内涼真がW主演するドラマ「じゃあ、あんたが作ってみろよ」(TBS系)の第2話が、14日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、“恋人ファースト”ゆえに自分を見失ってしまった山岸鮎美(夏帆)と、“料理は女が作って当た … 続きを読む

Willfriends

page top