筒井真理子、つらくても「自暴自棄にはならない」 朝起き上がれなくても「ほふく前進で机の前に」

2023年5月27日 / 06:24

 映画『波紋』初日舞台あいさつが26日、東京都内で行われ、出演者の筒井真理子、光石研、磯村勇斗と荻上直子監督が登壇した。

 本作は、次々と降りかかる辛苦に、新興宗教にすがることで耐えようとする依子(筒井)の姿を描いた“絶望エンターテインメント”。突然の失踪から11年ぶりに戻ってきた依子の夫を光石、一人息子を磯村が演じた。

 役柄との共通点を聞かれた筒井は「私も結構我慢する方ですが、依子と一緒でどんなに嫌なことがあっても、お酒を飲んで自暴自棄になったりすることはないかな。以前、大変なことが重なって、朝起き上がれなくなった。でもこのままではいけないと思って、ほふく前進してデスクの前に座って映画の脚本を書きました。むちを打って最後まで書き上げました」と語った。

 劇中には、依子が夫の歯ブラシで、排水溝を掃除するシーンがある。これについて荻上監督は「グーグルで夫、スペース、復讐(ふくしゅう)だか仕返しで検索したら一番最初に出てきたんです。結構メジャーな仕返しらしいです」と明かした。

 これにちなみ「過去のいたずら」を尋ねられた光石は「小学校のときにお泊まり会があって、親が梅干しを持たせてくれた。夜寝られずにいたら、隣のやつが口を開けて寝ていたんで梅干しの汁を、ストローを使って、ビュッと口の中に入れた。するとものすごくいいリアクションをして…」と懐かしそうに語った。

 磯村は「昔、京都の仕事でホテルに泊まったときに、スタッフさんとみんなでお酒を飲んで酔っ払った。マネジャーさんだけ先につぶれたので、顔にめちゃくちゃ落書きをしたら、次の日の朝、洗面台から悲鳴が聞こえてきて。あのときは本当にごめんなさい」とざんげした。

 筒井は「いたずらとはちょっと違うけど、劇団にいる頃に追い詰められて動けなくなった。休み時間にコンビニに行ったらお酒があって、更衣室でガブガブ飲んで稽古に戻ったら『真理子どうしたんだ? 変わったな。抜けたな』と言われました」とエピソードを披露。

 さらに、「その後に若い女の子がハマっちゃった。そのときに鴻上(尚史)さんが『真理子みたいにワンカップ大関、飲んでいいぞ』って。バレてたみたい」と苦笑した。


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