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NHKで放送中の連続テレビ小説「舞いあがれ!」で、主人公の岩倉舞(福原遥)と同じ航空学校に通う水島祐樹役の佐野弘樹からコメントが届いた。
佐野が演じる水島は、有名スーパー「水島ストア」の社長の息子。父親からスーパーを継げと言われているが、それが嫌でパイロットを目指している。
舞や柏木(目黒蓮)と同じチームになり、クールな柏木とは対照的に、明るく周りを盛り上げるムードメーカー。
“朝ドラ”初出演について佐野は「それはもう、素直にうれしかったです」と喜びを語った。
演じる水島については、「一見明るいムードメーカーでお調子者です。しかし、生い立ちやバックボーンを読み解くと『なぜそうなったか』という部分が分かってきて、『明るさ』が、長所にも短所にもなっていると感じます」とコメント。
続けて、「家業を継ぐことから逃げ、大事なところからいつも逃げてきたんでしょうね。人当たりがよくて、場を明るくするんだけれど、それは裏を返せば『面と向かって本心をさらけ出せない』『真剣になれない』ということでもある。その表裏一体の部分をしっかりと表現できたらと思って演じました」と話した。
共演者とは、撮影以外でもずっと仲がいいという。佐野は「それでいて、きちんと線引きができているところが素晴らしい。仲はいいんだけど、決してなれ合わない。みんながこのシーンをよくするために、どうしたらいいかということを一番に考えているのが分かりました」と語った。
また、水島だけが「フェイル(退学)」してしまったシーンにも言及した。
佐野は「僕と柏木が対峙(たいじ)するシーンは、他のシーンの撮影現場の空気とは明らかに違っていました。スタッフの皆さんによる全力の『いい環境を提供しよう』という気迫を感じて、僕も柏木も舞ちゃんも、他のみんなも、その思いに全力で応えようと真剣勝負で取り組みました」と振り返った。
続けて、「『柏木のエネルギーに対して、水島も感情があふれ出てしまう』というシーンなので、僕はもうあのシーンでは何も考えず、完全に受け身で臨みました。この緊迫感のあるシーンを撮り終えてみて、最初のころの6人の楽しいシーンは、しみじみと、幸せなことだったんだなと思い出されます」と話した。
最後に、「夢を持って何かになろうと頑張っている人たちが、個々ではなくてチームワークで成長して高め合っていく姿って、どんな職業、どんな現場でも共通するものがあると思います」と語った佐野。
「都築教官(阿南健治)の黒いノートに、『水島はチームを明るくする役割』というように評価が書かれていたとしたら、うれしいですね。でも一方で、『勉強や努力を少しおろそかにしがち』とか『適当にこなしがち』とも書かれていたかもしれません。本気でやってこなかったからこそ、水島は本気でやらなければならないプリソロチェック(学生が単独飛行する実力があるかどうかを審査するテスト)で対処しきれなかったんです」と分析した。
そして、「残念ながら水島は航空学校を去りますが、水島の人生は続いていきます。だから『水島ストアの1日』とかも取り上げてほしいです…って誰が見るんだって」と笑いながらも、「視聴者の皆さんの頭の片隅に、水島のことを覚えておいてもらえたらうれしいです」と語った。
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