高杉真宙「ナニワ金融道」主演は「うれしいけれど緊張もした」 「この作品が愛されてきた理由を知ることができた」

2022年11月26日 / 06:30

(左から)藤澤浩和監督、高杉真宙、加藤雅也 (C)エンタメOVO

 映画『ナニワ金融道』初日舞台あいさつが25日、東京都内で行われ、出演者の高杉真宙、加藤雅也と藤澤浩和監督が登壇。登壇予定だった宇崎竜童は体調不良のため欠席した。

 本作は、大阪を舞台に貸金業者、いわゆる「街金」の実態を描いた漫画『ナニワ金融道』を、全3話で実写映画化。

 奨学金の返還滞納のために信用情報に傷が付き、就職先が見つからない灰原(高杉)は、偶然「帝國金融」の求人を見つけて面接に行くが…というストーリー。

 原作は1990年代に連載がスタート。高杉は「今回映画に携わったからこそ、この作品が愛されてきた理由を知ることができました。(過去の映像化で)いろんな灰原さんがいる中、今回、自分がどんな灰原さんにしていくべきなのか、考えなければいけなかった。オファーはうれしかったけど、緊張もしました」と語った。

 灰原の教育係の桑田を演じた加藤は、奈良県出身。「ずっとこういう作品をやりたかったのにチャンスがなかった。『東京の人みたい』と言われてね。でも、バラエティー番組に関西弁で出演したときに、これが威力があった。見ていた人が、『関西弁、しゃべれるんや』ということでこの話が来た」と経緯を説明。「ついにこういう役ができる。50代の集大成的な感じ」と笑顔を見せた。

 “令和版”として本作を手掛けた藤澤監督は「偉大な原作の、お金に翻弄(ほんろう)される人の“おもしろうてやがて悲しき”みたいな部分や、反面教師的な部分を描きたかった。ただ法律も変わっているので、実際に街金の人に取材に行って『現在はここが違います』とか、『もっとえげつない話がありますよ』とかを聞いて、それを入れていった感じ」と振り返った。

 また、高杉が「せりふに結構(金融の)専門用語が出てくるので大変だった」と振り返ると、加藤も「こういう専門用語がペラペラ出てくるようであれば、相当金を借りてるな、ということ…」とニヤリ。

 司会者から「保証人はなっちゃいけないですね」と振られた高杉は「いや、そうですね」と大きくうなずいた。

 第1話は現在公開中。第2話は12月2日、第3話は12月9日に公開。


芸能ニュースNEWS

「ぼくたちん家」“索”手越祐也の「翼をください」に号泣 「涙なしでは見られない」「エンディングとのリンクに感激」

ドラマ2025年12月1日

 及川光博が主演するドラマ「ぼくたちん家」(日本テレビ系)の第8話が、30日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、心優しきゲイ・波多野玄一(及川)と、彼が出会ったクールなゲイの青年・作田索(手越祐也)、トーヨコ中学生の楠ほ … 続きを読む

「ザ・ロイヤルファミリー」「現実のジャパンカップがドラマと重なった」「このドラマを見ていると競馬がどんどん好きになる」

ドラマ2025年12月1日

 日曜劇場「ザ・ロイヤルファミリー」(TBS系)の第8話が、30日に放送された。  妻夫木聡主演の本作は、早見和真の同名小説をドラマ化。競馬の世界を舞台に、ひたすら夢を追い続けた熱き大人たちが、家族や仲間たちとの絆で奇跡を起こしていく、人間 … 続きを読む

「ひと夏の共犯者」“巧巳”橋本将生のキスシーンの予告に「心臓がバクバク」 「愛衣那は眞希を責めないでほしい」「巧巳と眞希は幸せになって」

ドラマ2025年11月29日

 timeleszの橋本将生が主演するドラマ「ひと夏の共犯者」(テレ東系)の第9話が、28日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、大学生の主人公・岩井巧巳(橋本)が、推しのアイドル・片桐澪(恒松祐里)との夢のような同居生活 … 続きを読む

「コーチ」「向井チルドレンのチームワークが最高」「唐沢さんの配役が最高に効いている」

ドラマ2025年11月29日

 「コーチ」(テレビ東京系)の第7話が、28日に放送された。  本作は、堂場瞬一氏の同名小説をドラマ化。警視庁人事二課から派遣された特命職員向井光太郎(唐沢寿明)の的確なアドバイスによって、悩みを抱えた若手刑事たちが刑事としても人間としても … 続きを読む

映画『どうしようもない10⼈』の公開が決定 荒廃した近未来を舞台にしたガン・アクション

映画2025年11月28日

 映画『どうしようもない10⼈』が、2026年2⽉21⽇(⼟)から都内・新宿Kʼs cinemaで公開されることが決定した。  本作の舞台は、⽇本が3つに分断され、荒廃した未来世界=ワイルドタウン。⾷うに困る時代に、1⽇1粒で満腹になる“マ … 続きを読む

Willfriends

page top