高橋克典「舞いあがれ!」で主人公・舞の父親役 「娘を持つパパ友達の気持ちを疑似体験しました」

2022年11月11日 / 09:04

 NHKで放送中の連続テレビ小説「舞いあがれ!」で、主人公・岩倉舞(福原遥)の父・岩倉浩太を演じる高橋克典からコメントが届いた。

 本作は、主人公の舞が、ものづくりの町・東大阪と自然豊かな長崎・五島列島でさまざまな人々との絆を育みながら、空への憧れに向かってまい進する物語。

 高橋が演じる浩太は、東大阪の町工場を経営する2代目社長。元は重工メーカーに勤めて飛行機を製作する夢を抱いていたが、父親が病死したため退職し、ネジを作る工場を継いだ。娘の舞とは、互いに飛行機好きで、同志のような間柄になっていく。

 “朝ドラ”初出演となった高橋は「役者として、朝ドラの表現をできる機会は一生に1回だと思っているので、毎日すごくうれしく撮影に通わせていただいています。僕は粋がっているような役を随分やってきましたけど、自分が実生活で父となって見つけた『心』があり、自らも驚きの連続の中で育ってきた『感情』がある。このタイミングで、そして家族を見つめ直すような時代の流れの中で、ヒロインの父親を演じることがすごくうれしいです」と喜びを語った。

 演じる浩太については、「どこにでもいるような優しいお父さん。撮影していて印象的だったのは、舞の初めての反抗期のシーン。過干渉気味の親に、今まで反抗してこなかった娘が、閉じ込めていた自分を出してくる場面です。僕は反抗されている側だけど、涙が出そうになるほど娘の成長がうれしくなってしまって。でも、監督からは違う演出がきました。何より、ヒロインの福原遥さんが本当に素晴らしくて、とてもいいシーンになったと思います」と笑顔で振り返った。

 横山裕演じる息子の悠人については、「まあ…あんなもんでしょう。父と息子はあれでいいんじゃないかな。僕、刃向かわれるのが嫌いじゃないんですよ。自分の若いときだってそうだったし。親に反抗して後に引けなくなるのも悪いことじゃないし、親が飲み込んだ言葉や思いはそのうち自分も知ることになる、と脚本で巧妙に描かれています」と話した。

 実生活では、男の子を持つ高橋は「今回、娘さんを持つパパ友達の気持ちをこの現場で疑似体験しました。娘ってこんな感じか! と分かったので、娘さんのかわいさに気苦労が絶えないパパ友と東京で飲みました」とエピソードも披露。

 また、娘役の福原については、「すごく透明感がある方。常に水や空気のように自然で柔らかくてみずみずしくて、共演が楽しいです」と語る。

 「2022年4月期にNHKで放送した『正直不動産』でも共演しているのですが、実はその撮影中に『舞いあがれ!』の台本を頂いていたんです。だから、『正直不動産』では敵対関係にありながらも、既にかわいい娘のようで。面白い体験をさせていただきました」と明かした。

 妻役の永作博美とは約20年ぶりの共演。「ご結婚されてお子さんも産んでいて、親として経験しているものが共通するから非常にやりやすいです」という。

 また、「大阪言葉はただの記号じゃなく、大阪の人の優しさや人懐っこさ、人との距離感などを含んで成立しているものだと気付きました。すごくチャーミングだし、正直で、救ってくれる感じもある。東京にはない温かさに、心打たれています」と語った。


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