「silent」“奈々”夏帆の切ない恋心と“かなわない夢”に涙 「スマホを耳に当てるシーンは涙が止まらなかった」

2022年11月11日 / 12:30

「silent」 (C)フジテレビ

 川口春奈が主演するドラマ「silent」(フジテレビ系)の第6話が10日に放送された。

 本作は、主人公の青羽紬(川口)が、本気で愛しながらも別れることになった元恋人の佐倉想(目黒蓮)と、音のない世界で再び“出会い直す”、切なくも温かいラブストーリー。(※以下、ネタバレあり)

 紬と戸川湊斗(鈴鹿央士)が別れ、想は自分の紬への気持ちを再認識するようになっていた。

 しかし、同時に、紬や湊斗から離れ、一人で生きようとしていた大学時代に、耳が徐々に聞こえなくなる不安を聞いて、寄り添ってくれた、ろう者の友人・桃野奈々(夏帆)と、きちんと向き合わなければいけないと感じる。

 紬もまた、想にとって奈々がどんな存在なのか気になっていた。そんなとき、想のスマホに奈々から着信が入る。想は「奈々に何かあったのかもしれないから、代わりに出てほしい」と紬に頼む。困惑しながらも、電話に出る紬だったが…。今回は、奈々の想に対する切ない恋心が描かれた。

 放送終了後、SNS上には、奈々が時折見る「好きな人と電話をしたり、手をつないで話す夢」として描かれた、想とスマホで会話しながら待ち合わせをし、手を握ってデートに出掛ける夢の中のシーンに反響が集まった。

 「奈々の決してかなうことのない夢は、本当に切なかった」「手話をする奈々には、ハンドバックが不便なアイテムで、だからリュックなのだと気付かされた」「あのシーン、夢の中なのに無音だったのは、想の声を聞いたことがないから。すごく胸が痛かった」「最後のスマホを耳に当てるシーンも涙が止まらなかった」などのコメントが投稿された。

 このほか、「夏帆の演技が本当に素晴らしい。声も出さずに、あれだけの感情がしっかりと視聴者に伝わってきた」「誰の立場に立っても、主題歌の歌詞が当てはまる。髭ダン(Official髭男dism)の主題歌の天才さ」「このドラマは脇役がいない。みんなが主人公で、一人一人に感情移入して泣いてしまう」といった感想も寄せられた。

「silent」(C)フジテレビ

 


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