玉森裕太が主演するドラマ「祈りのカルテ~研修医の謎解き診察記録~」(日本テレビ系)の第1話が、8日に放送された。
本作は、純正医科大学附属病院の研修医・諏訪野良太(玉森)が、カルテを通して患者たちの秘密とうそを優しく見破る、ハートウォーミングなミステリー。(※以下、ネタバレあり)
研修医の諏訪野が、仮眠をとろうと研修医室に行くと、親友で同期の冴木裕也(矢本悠馬)らが騒がしくしていた。
まだ学生気分が抜け切らない同期たちの中で、曽根田みどり(池田エライザ)だけは、“白衣を着たらベテランも研修医も関係ない”と言い切る。
彼ら研修医は、2年間の初期研修で、約1カ月ごとにさまざまな科を回り、将来進む道を決めることになる。
諏訪野の新たな研修先は精神科。指導医の立石聡美(松雪泰子)から、「精神科の診察は患者さんの話を聞くことから始まる」と教わり、早速、担当患者を任される。
その患者は、「睡眠薬をいっぱい飲んだ」と自ら119番通報して搬送されてきた、25歳の山野瑠香(仁村紗和)。
右腕にはリストカット痕があり、左腕にはたばこのやけどの痕がある瑠香は、2年間、過量服薬で毎月入院を繰り返しているという。
諏訪野は、瑠香から話を聞こうとするが、瑠香はうつろな目で天井を見たまま無反応。医局に戻った諏訪野は、瑠香の初診のカルテを見返し、瑠香の左腕のやけどの痕が、ある文字になっていることに気付く。
放送終了後、SNS上には、「新しいタイプの医療ドラマだった! めちゃめちゃ面白かった。穏やかにストーリーが展開されていく感じもすごくいい」「ドラマの完成度が高い」「こんな医療ドラマ見たことない」などの感想が寄せられた。
また、人の顔色を読むことが抜群にうまく、必要以上に人に寄り添ってしまう諏訪野を演じた玉森について、「演技に引き込まれた。涙する姿に私もつられて泣いちゃった」「一生懸命さも優しさもしっかりと伝わってきた」といったコメントも集まった。