「ちむどんどん」がクランクアップ 暢子役の黒島結菜「1年間やり切れたことはすごく幸せ」

2022年9月2日 / 08:34

「ちむどんどん」のクランクアップを迎えた黒島結菜 (C)NHK

 放送中のNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」が、8月31日にクランクアップを迎えたことが分かった。昨年9月のクランクインから、ヒロインの暢子を演じ切った黒島結菜からコメントが届いた。

 本作は、本土復帰前の沖縄“やんばる地域”で生まれ育った比嘉暢子が、困難や挫折に見舞われながらも、3人の兄妹たちと共に支え合いながら大人への階段を上っていく家族の物語。

 およそ11カ月にわたる撮影を終えた黒島は「暢子という役を1年間やり切れたことはすごく幸せでした。大変な時期もありましたが、撮影現場に行きたくないと思う朝は一度もなくて、毎日ここに来て作品を作ることがとても楽しかったです」とコメント。

 「私の地元・沖縄が舞台となった家族の絆の物語で、おいしい食べ物がたくさん出てきて、この作品のいろいろなものにたくさん助けられてここまでやってこられたと思います」と語った。

 また、「暢子という、明るくて、前向きで周りのみんなに愛されているキャラクターにも助けられ、撮影を無事に終えることができました。本当にありがとうございました」と感謝を述べた。

 制作統括の小林大児氏は「黒島結菜さん、キャスト、スタッフの皆さま、撮影にご協力いただいた皆さま、舞台地となり、地域を盛り上げてくださった皆さま、ありがとうございました! そして、無事に撮影終了を迎えられたのは、比嘉家の面々を温かく見守ってくださる視聴者の皆さまのご支援のおかげです。心より感謝申し上げます」とコメント。

 続けて、「『ちむどんどん』の放送はまだまだこれから、四兄妹のさまざまなドラマが描かれていきます。それぞれの道を歩き、困難やすれ違いがあっても、ふるさとの味が、そして思い出が心をつなぎ、互いを支え合いながら歩いていきます。沖縄の本土復帰から50年を経て、笑顔で暢子の料理を囲む。そんな最終回を目指して。最後まで、見守っていただければ幸いです」と呼び掛けた。

 最終回の放送日は9月30日。


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