川栄李奈が3代目ヒロインのひなたを演じる、NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」の第103話が28日、放送された。
ひなたの働く条映映画村で、ハリウッド映画のオーディションが行われることに。道場でアクション監督の到着を待っていたひなたの前に現れたのは、10年前に別れ、俳優の道を諦めたはずの五十嵐文四郎(本郷奏多)だった。
「今はアクション監督のアシスタントをしている」と話す五十嵐。「なんでなん?」と尋ねるひなたに、五十嵐は「父親の会社の仕事はつまらなくて2年で辞めた」こと、「もっと広い世界を見たいと思い、勘当同然で渡米した」ことを明かした。
五十嵐は「ハリウッドは太秦よりずっと厳しかったが、アジア人で殺陣ができることは武器になると思った。死体役、斬られ役など、映画村で積んだ経験が全てが役に立った」といい、「どんなこともいとわないでやっていたら、監督が気に入ってくれた。あの頃見た夢はかなわなかったけど、ようやく自分の道を見付けられた」と経緯を語った。
五十嵐が「2日間、よろしく」と軽やかに告げて去ると、ひなたは「…っていうか、文ちゃん。めちゃくちゃカッコよくなってへん?」と、心の中で絶叫。
ひなたは「もう10年も前のことやさかい」「仕事だから」と、必死に気持ちを切り替えようとするが、見事に仕事をこなす五十嵐を見て、動揺を隠せないでいた。
放送終了後、SNS上には、「スーツ姿の文ちゃん、なんかカッコいい!」「文ちゃん、ポテンシャル高くね?」と、その成長ぶりに驚くコメントが続出。
また、「ひなたとヨリを戻すのか?」と、復縁を期待する視聴者も多く、「文ちゃん、左手見せて。薬指に指輪がないか確認させて!」「運命を信じたい」といった声も上がった。
その一方、「文ちゃん、既に結婚してかわいい娘とかいそう」という声や、ひなたを傷つけた過去から、「ひなた、しっかりしろ! 引き戻されるな」「ひなた、顔にだまされちゃ駄目」「文四郎…こいつ…どの面下げて…」といった厳しいコメントも見受けられた。