森山良子「カムカムエヴリバディ」でアニー・ヒラカワ役 「父はサッチモのことが大好きでした」  

2022年3月25日 / 08:20

アニー・ヒラカワ役の森山良子 (C)NHK

 川栄李奈が3代目ヒロインのひなたを演じるNHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」。ひなたが働く映画村にやってきた、ハリウッドのキャスティングディレクター、アニー・ヒラカワを演じる森山良子からインタビューコメントが届いた。

 森山は、今回の“朝ドラ”出演について聞かれると、「ひと言では言い表せないような気持ちです。ストーリーを伺ったときに、なぜ私のところへ依頼をくださったのかしらと、本当に不思議でたまりませんでした。というのも、私の父(森山久)はジャズミュージシャンでトランペッター。そして、ルイ・アームストロングの大ファンだったからです」と語り出した。

 森山は「父は日系2世で日本語より英語の方がずっと上手だったものですから、ルイ・アームストロングが日本に来るときに羽田まで自分の車を運転して迎えに行ったんです。サッチモ(アームストロングの愛称)もすごく心を開いてくれて、父の車で宿泊するホテルに入り、いろんなおしゃべりをして…といったエピソードを、私は小さい頃からたくさん聞いてきました。父はサッチモのことが大好きだったので、今回のことも天国で喜んでいると思います」と笑顔を見せた。

 今回、アニー役を演じる上では、「『あまり感情過多になり過ぎないように』と、そこだけ気を付けました」という。

 英語のせりふが多いが、幼少期の経験が支えになっているという。「小学生ぐらいのときに、アメリカンポップスというかオールディーズがはやっていたんですが、音楽に合わせて歌っていると父に呼ばれて、8小節を1時間ぐらいかけて直されるんです。英語の発音も直されて、また電蓄(電気蓄音機)のある所へ戻って歌い始めると、また呼ばれて直されて…。もう、鼻歌も歌えない状況でした。でもその頃の父の駄目出しが、今の歌だけでなくアニーの英語のせりふを話す上で『言葉』としても役立っているのはすごくうれしいです」と話した。


芸能ニュースNEWS

2026年ボートレース新CM発表会 マチダ教官役の町田啓太「ボートレースに関わる全ての方々が、本当に高い熱量を持って取り組まれていることを肌で感じています」

2025年12月22日

 2026年ボートレース新CM発表会が、22日東京都内で行われ、CMに出演した町田啓太、ファーストサマーウイカ、生瀬勝久、細田佳央太、安斉星来、吉田晴登が登壇した。  一般財団法人 BOATRACE 振興会は、この日の登壇者を起用した新CM … 続きを読む

「良いこと悪いこと」最終回 “真犯人”が明らかに 「考察が当たっていた人すごい」「いじめは殺人、立派な犯罪だ」

ドラマ2025年12月22日

 間宮祥太朗と新木優子がW主演するドラマ「良いこと悪いこと」(日本テレビ系)の最終話が、20日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  「週刊アポロ」に、同級生の連続殺人事件で「ただ1人生き残ったいじめのリーダー格・A氏」として高木将 … 続きを読む

「ひと夏の共犯者」最終回 巧巳と眞希の恋が「はかなくて切ない」 「橋本将生くんの成長が見られた」「特別編が楽しみ」

ドラマ2025年12月20日

 timeleszの橋本将生が主演するドラマ「ひと夏の共犯者」(テレ東系)の最終話が、19日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、大学生の主人公・岩井巧巳(橋本)が、推しのアイドル・片桐澪(恒松祐里)との夢のような同居生活 … 続きを読む

「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」「まさに『ノー・シェークスピア ノー・ライフ』というドラマだった」「最後はうるじい(井上順)もトニー(市原隼人)も楽しげに稽古していてよかった」

ドラマ2025年12月18日

 「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」(フジテレビ系)の第11話(最終話)が、17日に放送された。  脚本・三谷幸喜、主演・菅田将暉による本作は、1984年の渋谷「八分坂(はっぷんざか)」を舞台に、1人の演劇青年が老若男女総 … 続きを読む

「スクープのたまご」通報かスクープか…週刊誌記者が直面  「『週刊千石』はいいチーム」「人脈と信頼が大切」

ドラマ2025年12月17日

 奥山葵が主演するドラマ「スクープのたまご」(TBS系)の第11話が、16日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、大手出版社の「週刊誌」の編集部を舞台に、1人の若き新人記者・信田日向子(奥山)の目を通して“週刊誌の存在意義 … 続きを読む

Willfriends

page top