映画『おそ松さん』未完成報告会が9日、東京都内で行われ、出演者のSnow Man(岩本照、深澤辰哉、ラウール、渡辺翔太、向井康二、阿部亮平、目黒蓮、宮舘涼太、佐久間大介)、高橋ひかる、前川泰之、桜田ひよりが登壇した。
本作は、赤塚不二夫の名作漫画『おそ松くん』を原作にしたギャグアニメ「おそ松さん」の実写映画化。
20歳を過ぎてもクズでニートで童貞、だけどどこか憎めない大人に成長した松野家の6つ子を主人公に、何でもありの予測不可能な物語が展開する。現在編集中ということで、この日は“未完成報告会”として開催された。
長男のおそ松を演じた向井は「最初にこの話を聞いたときは、『えっ、アニメを実写化するの? 僕らで大丈夫なの?』という不安もあったけど、『Snow Manやからできる』という自信もあった。不安よりも楽しさの方が勝っていた」と語った。
イヤミ役の前川は「Snow Man主演の映画に出るということで、中学2年生の娘と、その友達のかいわいでパパの株が爆上がりです」とにっこり。
“出っ歯”の入れ歯を使用しての演技については、「今までの殻を破る仕事になった」と胸を張った。
会場では、映画の見どころをそれぞれが紹介。三男・チョロ松役の目黒は「実際のホストクラブに行ってホストになりきるシーンがある。目の前に本物の高いお酒が何個も置いてあって、下手して割ったらどうしようとヒヤヒヤした」と苦笑した。
四男・一松役を深澤は「おでんのシーンで、イヤミ役の前川さんに僕が失礼なことをしちゃってるシーンがあるので注目して」とコメント。
五男・十四松役の佐久間は「文化遺産で大暴れするシーンがあります」とアピールした。
末っ子・とど松役のラウールは「(父親役の)光石研さんと取っ組み合いのシーンがあるのですが、研さんが新聞を丸めて『これで俺の頭をたたけ』と言ってくれて。僕、震えながら何回もたたいた。せめて(本編で)使われていてほしい」と語った。
映画は3月25日から公開。