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中井貴一、自ら企画した『大河への道』完成に「感無量」 原作者の立川志の輔に「死なばもろとも」と出演依頼

立川志の輔(左)と中井貴一 (C)エンタメOVO

 映画『大河への道』完成報告試写会が1日、東京都内で行われ、主演の中井貴一と原作者の立川志の輔が登壇した。

 本作は、志の輔の新作落語「大河への道-伊能忠敬物語-」を原作に映画化。前途多難な大河ドラマ制作の実現を描く現代の喜劇と、200年前の日本地図完成に隠された感動秘話を描く時代ミステリーが交差し、二つの時代の登場人物を、中井、松山ケンイチ、北川景子らが一人二役で演じる。

 企画から本作に携わった中井は「この作品は、私が志の輔師匠に『何とか映画化させてくれないか』と無理を言ってお願いしたところからスタートしました。実はこれを言い始めたのは5年前。途中、コロナで撮影の延期などもありましたが、5年掛かってようやく皆さんにお見せできることになりました。感無量です」とあいさつした。

 一方、志の輔は、劇中で演技も披露している。「原作としてもらえるだけで十分うれしいのに、『ワンシーンぐらい出なきゃ』と言われ…。皆さん経験したことがないと思いますが、京都の撮影所で、中井さんと松山ケンイチさんに挟まれてものをしゃべるんです。私も落語家として40年やってきましたが、あの瞬間の緊張…ではないんです。何と言うんでしょう。浮いたような感じ。それもワンシーン、ワンカット(撮影)だったんです」と明かして笑わせた。

 中井は「志の輔さんは絶対できると思ったんです」としながら、「もともとこの企画をしたときに、他のプロデューサーに『俺は出ません』と言ったんですよ。キャスティングはやるけど、完全に裏方に徹するつもりだった。そうしたら、プロデューサーに『何を言ってるんですか。そんなの無理ですよ』と鼻で笑われて。それで出ることになったので、志の輔さんに話を持っていったときは“死なばもろとも”だった。『原作とか偉そうに言ってる場合じゃない、出ちゃいなさいよ』という状況だったんです」と裏話を明かした。

 映画は5月20日から公開。

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