「ただリコ」最終回“正隆”北山宏光たち夫婦の決断 タイトルの意味が「こんなにも悲しく変わるなんて…」

2021年9月30日 / 07:52

北山宏光(左)と中村ゆり (C)「ただ離婚してないだけ」製作委員会

 Kis-My-Ft2の北山宏光が主演するドラマ「ただ離婚してないだけ」(テレビ東京系)の最終話が、29日に放送された。

 本作は、夫の不倫をきっかけに、夫婦に巻き起こる戦慄(せんりつ)の展開を描いた不倫サスペンス。(※以下、ネタバレあり)

 佐野(深水元基)が死んだことで自分たちの罪を知る者がいなくなり、平穏な暮らしができると安堵(あんど)した柿野正隆(北山)と妻の雪映(中村ゆり)の下に、やくざの仁科(杉本哲太)がやって来る。

 以前から佐野を脅し、金を奪い取ろうとしていた仁科は、柿野家から逃げ出した佐野を捕らえ、拷問の末に殺害。その際、佐野が命乞いをしながら差し出したSDカードを持って、正隆たちを訪ねてきたのだ。

 SDカードには、正隆たちが萌(萩原みのり)の遺体を掘り起こしている写真が収められていた。仁科はそれを見せて1億円で買い取るように要求してくる。

 仁科と対峙(たいじ)する準備を進める2人だったが、正隆は雪映には何も告げずに「自首する」という決断をし、刑事の池崎(甲本雅裕)に電話を掛ける。一方、雪映はいなくなった正隆を必死で探す中、破水し、産気づく。

 放送終了後、SNS上には、「悲しくて怖かったし、正隆たちはたくさん間違えたけど、でも誰かのために強く生きる人の変化もあって深いドラマだった」「期待以上の爽やか?な最終回だった。登場人物それぞれが演技力が素晴らしくて毎回ハラハラドキドキだった」といった感想が寄せられた。

 また、第1話と物語のラストでの夫婦関係が、どちらも「ただ離婚してないだけ」の状態なのに、その言葉の持つ意味が大きく変わったことも示されると、「原作とはまた違った意味でこの作品名を完全に回収したドラマ版の完璧な制作力…すごい…」「この言葉の持つ重みが違う」「こんなにも悲しく意味が変わるなんて…」というコメントが集まった。


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