柳楽優弥と有村架純、三浦春馬さんの思い出を語る 有村「いろんな個性のある空気を全て調合して新しいものを作ってくれる方」

2021年8月7日 / 06:59

(左から)黒崎博監督、柳楽優弥、有村架純  (C)エンタメOVO

 映画『太陽の子』公開初日舞台あいさつが6日、東京都内で行われ、出演者の柳楽優弥、有村架純と黒崎博監督が登壇した。

 本作は、“日本の原爆開発”を背景に、時代に翻弄(ほんろう)されながらも、懸命に生きた若者たちの姿を描いた青春群像物語。

 若き科学者・石村修を柳楽、修の弟の裕之を昨年7月に亡くなった三浦春馬さん、兄弟がひそかに思いを寄せる幼なじみの朝倉世津を有村が演じた。

 約2年前に撮影された本作。撮影の思い出を尋ねられた柳楽は「川沿いを僕と春馬くんが一緒に走っているシーン」を挙げ、「春馬くんの体力がすごくタフで、僕がなかなか追いつけなかったというのが、(演じた)キャラクターとリンクしていて、すごく好きなシーンです」と懐かしそうに語った。

 2人の印象を聞かれた有村は「2人ともとってもすてきな役者さん。柳楽さんは周りを巻き込む力が強い方。自ら能動的に動いて…というよりも、そこにいるだけで、周りの人が吸い込まれていくような感覚がありました」と明かした。

 続けて、「春馬さんは、いろんな個性のある空気を全て調合して新しいものを作ってくれる方。きっとどんな場所に行っても、みんなが気持ちよく場が流れていく…。そういう空気を作れる役者さんだと感じました」と振り返った。

 最後のあいさつで黒崎監督は「ここに立って、正直に申しますと、足りないじゃないか、何で春馬くんがここにいないんだろうと、悔し過ぎる思いもあります」と吐露。

 それでも、「このスクリーンの中に一緒に走り切った姿は完全に残っていて、今でもこうして話していると、リアルタイムにお互いを感じることができる。最後は、生きて生きて、生き抜くしかないというストレートなメッセージが届けばこんなにうれしいことはない」と語った。


芸能ニュースNEWS

長尾謙杜&山田杏奈がW主演 映画『恋に至る病』大ヒット御礼舞台挨拶

映画2025年11月6日

 映画『恋に至る病』大ヒット御礼舞台挨拶が11月5日、東京都内で行われ、W主演の長尾謙杜(なにわ男子)& 山田杏奈が登壇した。  本作は、TikTokで200万回再生を超える大反響を呼んだ作家・斜線堂有紀氏による衝撃の恋愛小説を映画化。内気 … 続きを読む

「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」「三谷幸喜さんの描く喜劇は恐ろしい」「井上順ここにあり。ペーソスあふれる芝居を見せてくれた」

ドラマ2025年11月6日

 「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」(フジテレビ系)の第6話が、5日に放送された。  脚本・三谷幸喜、主演・菅田将暉による本作は、1984年の渋谷「八分坂(はっぷんざか)」を舞台に、1人の演劇青年が老若男女総勢25人超の全 … 続きを読む

「スクープのたまご」週刊誌記者への罵倒シーンに反響 美容師の言葉が「正論で苦しい」「さすが文春」

ドラマ2025年11月5日

 奥山葵が主演するドラマ「スクープのたまご」(TBS系)の第5話が、4日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、週刊文春を徹底取材して書かれた大崎梢氏の同名小説を実写化。大手出版社の「週刊誌」の編集部を舞台に、1人の若き新人 … 続きを読む

「娘の命」殺人事件の黒幕に“新堂”竹財輝之助が浮上 「竹財輝之助さん、またクズ野郎役」「全部がつながって面白い」

ドラマ2025年11月5日

 齊藤京子と水野美紀がW主演するドラマ「娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?」(カンテレ・フジテレビ系)の第5話が、4日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、55歳の母・篠原玲子(水野)が、壮絶なイジメで娘を死に追いやっ … 続きを読む

「じゃあつく」“ミナト”青木柚の衝撃発言に「扱いが難しい」の声 「“勝男”竹内涼真が便器に挟まれる姿がシュール過ぎて爆笑」

ドラマ2025年11月5日

 夏帆と竹内涼真がW主演するドラマ「じゃあ、あんたが作ってみろよ」(TBS系)の第5話が、4日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、“恋人ファースト”ゆえに自分を見失ってしまった山岸鮎美(夏帆)と、“料理は女が作って当たり … 続きを読む

Willfriends

page top