エンターテインメント・ウェブマガジン
心に闇を抱えた香織を演じた倉科カナ
映画『女たち』公開祈念プレミアムトークショーが21日、東京都内で行われ、出演者の篠原ゆき子、倉科カナ、スペシャルMCとしてフリーアナウンサーの笠井信輔が登壇した。
本作は、山あいの田舎町を舞台に、息苦しい日々を送る女性たちの姿を描いた人間ドラマ。体が不自由な母親と二人暮らしをする主人公・美咲を篠原、美咲の親友・香織を倉科、自暴自棄で娘に当たり散らす毒母の美津子を高畑淳子が演じた。
不幸が重なる女性を演じた篠原は「本当につらくて、後から円形脱毛症もできたんです」と撮影時のエピソードを披露。
しかも、コロナ禍の影響で「撮影後にスタッフや共演者の方と『ご飯に行こう』と息抜きすることもできず、役と離れる時間がなかった。ずっと美咲のまんま、群馬の富岡で約1カ月弱を暮らしていました」と振り返った。
倉科が演じた香織も、心に闇を抱えた役どころ。笠井アナから「謎めいた女性」と指摘された倉科は「私も若干言われます。『よく笑っているけど、目が死んでいる』って」と明かした。
続けて、「通じるものは感じました。香織ちゃんって孤独の象徴というか。『もっとこうしたいのに、どうしてできないんだろう』という、負のスパイラルの感じはよく分かる。今はコントロールできるけど、香織ちゃんと向き合うと、昔の自分を見ている感覚がありました」と打ち明けた。
「そんな精神不安定な時期も?」と尋ねられた倉科は「ありますよ。本当に、香織ちゃんみたいにお酒をガーッと飲んで、一歩踏み出せば、飛び降りることも何だってできる。生きるってシーソー。一歩踏み出してしまえば、違う世に行けるわけだから、それをどう踏みとどまるかなんですよ」と語った。
映画は6月1日から公開。
ドラマ2025年9月16日
磯村勇斗が主演するドラマ「僕達はまだその星の校則を知らない」(カンテレ・フジテレビ系)の第10話が、15日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます) 希望する大学への推薦が決まった斎藤(南琴奈)が学校を休んでいると知った鷹野(日高由起 … 続きを読む
映画2025年9月16日
9月15日、東京都内で『By 6 am 夜が明ける前に』完成披露試写会が行われ、主演の武⽥梨奈のほか、出演者の萩原聖⼈、平埜⽣成、辻千恵、丸本凛、向井宗敏監督が上映後の舞台あいさつに登壇。スペシャルゲストとして主題歌を担当した⽚寄涼太(G … 続きを読む
ドラマ2025年9月16日
松本まりかが主演するドラマ「奪い愛、真夏」(テレビ朝日系)の最終話が、12日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます) 森の工房で再び落ち合い、禁断の愛を貫き通すことを誓い合った海野真夏(松本)と空知時夢(安田顕)。しかし、手錠で拘束 … 続きを読む
ドラマ2025年9月15日
磯村勇斗が主演するドラマ「僕達はまだその星の校則を知らない」(カンテレ・フジテレビ系)に斎藤瑞穂役で出演中の南琴奈が第10話放送を前に取材に応じた。 南が演じる斎藤は、生徒会副会長を務める天文部の生徒。第1話では、新しく導入された制服の … 続きを読む
舞台・ミュージカル2025年9月12日
ミュージカル「十二国記 −月の影 影の海−」製作発表会見が11日、東京都内で行われ、柚香光、加藤梨里香、太田基裕、牧島輝、相葉裕樹、演出の山田和也が登壇した。 本作は小野不由美による大河ファンタジー小説を初めて舞台化。われわれが住む世界 … 続きを読む