松重豊、若手バイプレーヤーに期待 田口トモロヲ「大杉漣さんと共に、大きくて広い場所に着けた」

2021年3月30日 / 06:05

(左から)田口トモロヲ、松重豊、光石研、遠藤憲一

 映画『バイプレイヤーズ』完成披露上映イベントが29日、東京都内で行われ、出演者の田口トモロヲ、松重豊、光石研、遠藤憲一、濱田岳、柄本時生、菜々緒、高杉真宙、芳根京子、北香那、有村架純と松居大悟監督が登壇した。

 本作は、豪華なバイプレーヤー(名脇役)たちが実名で出演するテレビ東京の人気ドラマの劇場版。今回は、若手、ベテランを含めた約100人のバイプレーヤーが集結、富士山の麓にある撮影所「バイプレウッド」で起こる騒動を描く。

 ドラマ第2シリーズの撮影中に、中心メンバーだった大杉漣さんが急逝した。

 田口は「大杉漣さんがやはりリーダーとして存在していた。シーズン2の終盤に漣さんが突然いなくなってしまい、その時点で『われわれのバイプレーヤーズの旅は終了した』と思っていたのですが、その後、2年ぐらいかけて、プロデューサー、監督、スタッフの皆さんが、熱心に模索してくれて、最終的に『ネクストバイプレーヤーズにバトンを渡すような役割だったら可能なのでは』となり、今回元祖として参加させていただきました」と説明した。

 続けて、「今ここに連さんがいないのが本当に残念でならないのですが、漣さんと共に、大きくて広い場所に着けたという思いでいっぱいです」と熱い思いを口にした。

 光石も「まさか映画になるとは。それを熱望していたのは大杉さん。実現して本当にうれしいです」とコメントした。

 松重は「実名をさらして役をやるというフォーマットを作り上げたのは大杉漣さん。僕ら元祖と呼ばれる人たちが前面に出てくるのは、これが最後。次からは、後ろに控えた若い人たちが、こういうフォーマットで遊び続ければ大杉さんの魂が永遠と生き続けるわけで…」と若手への期待を口にした。

 映画は4月9日から公開。


芸能ニュースNEWS

市川團十郎、お正月に「忠臣蔵」 現代ならではの視点を織り込んで作り上げる

舞台・ミュージカル2024年11月21日

 松竹創業百三十周年「双仮名手本三升 裏表忠臣蔵」取材会が21日、東京都内で行われ、市川團十郎が登壇した。  2年間にわたる襲名披露興行を終えた十三代目市川團十郎。今回の公演では、寛延元年(1748年)に初演されて以来、およそ280年にわた … 続きを読む

「全領域異常解決室」エピソード0的伏線回収に反響 「7話でエピソード0を持ってくるこの構成すごすぎる」

ドラマ2024年11月21日

 藤原竜也が主演するドラマ「全領域異常解決室」(フジテレビ系)の第7話が、20日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  雨野小夢(広瀬アリス)は、自分が天宇受売命という神だと気付く。そして話は、4カ月前にさかのぼる。全決で食事を振舞ってい … 続きを読む

「民王R」“秋保”黒川想矢と入れ替わった“泰山”遠藤憲一、若者の闇を知る 「いろいろ考えさせられて、ちょっと泣きそう」

ドラマ2024年11月20日

 遠藤憲一が主演するドラマ「民王R」(テレビ朝日系)の第5話が、19日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、2015年に遠藤憲一・菅田将暉のW主演で放送された痛快政治エンターテインメント「民王」の続編で、総理大臣・武藤泰山(遠藤 … 続きを読む

「ウイングマン」菊地姫奈、大原優乃のアクション、桂氏の出演に反響 「大原優乃と菊地姫奈が特に光ってた」

ドラマ2024年11月20日

 藤岡真威人が主演するドラマ「ウイングマン」(テレビ東京系)の第5話が、19日深夜に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、特撮オタクの高校生・広野健太(藤岡)が、異次元から来たアオイ(加藤小夏)のドリムノートに、空想のヒーロー“ウ … 続きを読む

「あのクズを殴ってやりたいんだ」「腹筋キスはやば過ぎた」「奈緒ちゃんのボクシングすご過ぎ!」

ドラマ2024年11月20日

 ドラマ「あのクズを殴ってやりたいんだ」(TBS系)の第7話が、19日に放送された。  本作は、人生どん詰まりの主人公・ほこ美(奈緒)が、カメラマンの葛谷海里(玉森裕太)と出会い、一念発起してボクシングを始める姿を描いた、クズきゅんラブコメ … 続きを読む

Willfriends

page top