佐藤浩市「俺、役者以外何もできないわ」 30歳ぐらいで気付き「急に怖くなった」

2020年12月5日 / 12:03

(前列左から)西島秀俊、佐藤浩市、石田ゆり子、(後列左から)勝地涼、広瀬アリス、中村倫也、井之脇海

 映画『サイレント・トーキョー』初日舞台あいさつが4日、東京都内で行われ、出演者の佐藤浩市、石田ゆり子、西島秀俊、中村倫也、広瀬アリス、井之脇海、勝地涼と波多野貴文監督が登壇した。

 本作は、クリスマスイブの東京で突如発生した連続爆破テロ事件と、事件に巻き込まれた人々の姿を描く群像劇。

 この日は、俳優生活40年を迎えた佐藤に、共演者が自由に質問するコーナーを設けた。

 井之脇から「もし役者をやっていなかったら?」と尋ねられた佐藤は「僕は、二十歳前に芝居の経験もないままこの世界に入ったんだけど、10年ぐらいは『駄目だったらいいや。いつでも辞めてやる』ってずっと思っていた。でも、30ぐらいのときに、『俺、役者以外何もできないわ』と気付いたら、急に怖くなって。結局、自分には役者という生業しかないんだと思った」としみじみ振り返った。

 また、西島から「今までで一番つらかった現場」を尋ねられた佐藤は「みんな一緒だと思うけど、役者って現金な商売だなと思うのは、そのときはすごくつらくても、終わってしまうと、その気持ちがふわ~っとどこか飛ぶんだよね。『こんなにしんどいのはもう嫌だ』と思っても、『お疲れさま。乾杯!』となると、そのつらさを忘れちゃう」と回答。

 その上で、西島に「何がつらかったかは今度、ゆっくり話すよ」と語り掛け、いたずらっぽく笑った。

 石田は「好きな女性のしぐさを教えてください」とリクエスト。佐藤は「俺は、女性が女性っぽいしぐさをしても何も思わない。逆に、女の人がきれいに化粧しているのに、クァーッて鼻をかむ姿とかを見るとかわいいな、何か人間ぽいところ見れたなって思う」と語った。


芸能ニュースNEWS

近藤真彦が明治座に帰ってくる 豪華キャストで贈る“ハートフル学園エンターテインメント”の再演決定

舞台・ミュージカル2025年7月12日

 あの“学ラン姿のマッチ”が再び明治座に帰ってくる!  2025年の年末~2026年新春にかけて、東京・明治座で、近藤真彦が主演する舞台「Thank you very マッチ de SHOW『ギンギラ学園物語 新春!再びマッチでーす!』」を … 続きを読む

「愛の、がっこう。」“愛実”木村文乃が漢字を教えるシーンに反響 ラウールは「ホスト役がハマり過ぎ」「当たり役」

ドラマ2025年7月11日

 木村文乃が主演するドラマ「愛の、がっこう。」(フジテレビ系)の第1話が、10日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、堅い家庭で育った真面目過ぎる高校教師・小川愛実(木村)と、文字の読み書きが苦手なホスト・カヲル(ラウール)が出 … 続きを読む

吸血鬼×ピュアボーイのBL(ブラッディ・ラブ)コメディー Bloody Love 歌劇「ババンババンバンバンパイア」を9月に上演

舞台・ミュージカル2025年7月11日

 今年、TVアニメ化や映画化もされた話題の漫画『ババンババンバンバンパイア』が、今度は舞台化決定。Bloody Love 歌劇「ババンババンバンバンパイア」が、9月20日(土)~9月25日(木)まで東京・東京国際フォーラム ホールCで上演さ … 続きを読む

今秋上演するReading Musical「BEASTARS」episode 1のビジュアルを発表&原作・板垣巴留からのメッセージが到着

舞台・ミュージカル2025年7月11日

 今秋9月~10月にかけて東京と大阪で上演するメインビジュアルと全キャラクターのビジュアルが発表された。  板垣巴留原作の『BEASTARS』(秋田書店「少年チャンピオン・コミックス」刊)は、「マンガ大賞 2018」第1位にはじまり、 主要 … 続きを読む

「ちはやふる-めぐり-」「めぐる(當真あみ)のこれからの成長が楽しみ」「千早(広瀬すず)や奏(上白石萌音)が顧問として登場するのが胸アツ」

ドラマ2025年7月10日

 「ちはやふる-めぐり-」(日本テレビ系)の第1話が、9日に放送された。  本作は、映画『ちはやふる』から10年後の世界を原作者・末次由紀氏と共に紡ぐオリジナルストーリー。競技かるたに青春を懸ける高校生たちの姿を熱く描く。(*以下、ネタバレ … 続きを読む

Willfriends

page top