エンターテインメント・ウェブマガジン
時子を演じた高橋由美子 (C)舞台「時子さんのトキ」/岩田えり
舞台「時子さんのトキ」公開稽古が11日、東京都内で行われ、出演者の高橋由美子、鈴木拡樹、矢部太郎、伊藤修子ほかが熱演を見せた。
本作は、劇団「ONEOR8」の主宰で、脚本・演出家の田村孝裕氏が手掛けた新作舞台。離婚後に出会った路上シンガーの翔真に、疎遠となった息子・登喜の姿を重ねて人生を狂わせていく時子の姿を描く。
物語は、2012年に時子と翔真が出会うシーンからスタートする。その後は、シーンが変わるごとに、離婚前、2020年の現在など、時系列が入れ替わりながら、時子が歩んだ人生が、時に笑いを交えながら明かされていく。2020年のシーンでは、登場人物たちはマスクをつけ、検温を迫るシーンが登場するなど、今の時代を反映した描写も見られた。
主人公の時子を演じる高橋は、開幕へ向けて「このようなときに、演劇を行うことへのご意見もあるかと思いますが、今私にできることは駆け抜けることだけ。皆さまに、楽しみにお運びいただき、精いっぱいお迎えできるよう精進いたします」と意気込みを語った。
また、翔真と登喜の二役を演じる鈴木は「予定通り、公演を開始いたします。ご来場の皆さまと、特別な時間を過ごせることをうれしく思います」とコメントを寄せた。
時子の人生が大きく変わるきっかけとなるNPO団体を名乗る男・柏木ほか、時子を取り巻くさまざまな人物を演じた矢部は「初めての、マスクあり、フェースシールドあり、ケータリングなし! といった状況で稽古をしまして、細心の注意を払いつつ上演します。皆さんは、決してまねしないでください」と語った。
舞台は、21日まで都内・よみうり大手町ホールほか、大阪で上演。
ドラマ2025年12月24日
奥山葵が主演するドラマ「スクープのたまご」(TBS系)の最終話が、23日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます) 本作は、週刊文春を徹底取材して書かれた大崎梢氏の同名小説を実写化。大手出版社の「週刊誌」の編集部を舞台に、若き新人記者 … 続きを読む
ドラマ2025年12月24日
齊藤京子と水野美紀がW主演するドラマ「娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?」(カンテレ・フジテレビ系)の最終話が、23日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます) 本作は、55歳の母・篠原玲子(水野)が、壮絶なイジメで娘を死に追いや … 続きを読む
ドラマ2025年12月23日
「終幕のロンド -もう二度と、会えないあなたに-」(カンテレ・フジテレビ系)の第11話(最終話)が、22日に放送された。 本作は、妻を亡くし、幼い息子を男手一つで育てるシングルファーザーで、遺品整理人の鳥飼樹(草なぎ剛)が、遺品整理会社 … 続きを読む
映画2025年12月23日
12月22日、東京都内の六本木ヒルズアリーナで、12月26日から公開となる『劇場版「緊急取調室 THE FINAL」』カウントダウンイベントが行われ、出演者の天海祐希、田中哲司、速水もこみち、鈴木浩介、大倉孝二、塚地武雅、でんでん、小日向 … 続きを読む
2025年12月22日
2026年ボートレース新CM発表会が、22日東京都内で行われ、CMに出演した町田啓太、ファーストサマーウイカ、生瀬勝久、細田佳央太、安斉星来、吉田晴登が登壇した。 一般財団法人 BOATRACE 振興会は、この日の登壇者を起用した新CM … 続きを読む