高橋由美子「私にできることは駆け抜けることだけ」 主演舞台「時子さんのトキ」が開幕

2020年9月12日 / 08:06

 舞台「時子さんのトキ」公開稽古が11日、東京都内で行われ、出演者の高橋由美子、鈴木拡樹、矢部太郎、伊藤修子ほかが熱演を見せた。

 本作は、劇団「ONEOR8」の主宰で、脚本・演出家の田村孝裕氏が手掛けた新作舞台。離婚後に出会った路上シンガーの翔真に、疎遠となった息子・登喜の姿を重ねて人生を狂わせていく時子の姿を描く。

 物語は、2012年に時子と翔真が出会うシーンからスタートする。その後は、シーンが変わるごとに、離婚前、2020年の現在など、時系列が入れ替わりながら、時子が歩んだ人生が、時に笑いを交えながら明かされていく。2020年のシーンでは、登場人物たちはマスクをつけ、検温を迫るシーンが登場するなど、今の時代を反映した描写も見られた。

 主人公の時子を演じる高橋は、開幕へ向けて「このようなときに、演劇を行うことへのご意見もあるかと思いますが、今私にできることは駆け抜けることだけ。皆さまに、楽しみにお運びいただき、精いっぱいお迎えできるよう精進いたします」と意気込みを語った。

 また、翔真と登喜の二役を演じる鈴木は「予定通り、公演を開始いたします。ご来場の皆さまと、特別な時間を過ごせることをうれしく思います」とコメントを寄せた。

 時子の人生が大きく変わるきっかけとなるNPO団体を名乗る男・柏木ほか、時子を取り巻くさまざまな人物を演じた矢部は「初めての、マスクあり、フェースシールドあり、ケータリングなし! といった状況で稽古をしまして、細心の注意を払いつつ上演します。皆さんは、決してまねしないでください」と語った。

 舞台は、21日まで都内・よみうり大手町ホールほか、大阪で上演。

鈴木拡樹(左)と高橋由美子 (C)舞台「時子さんのトキ」/岩田えり


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