横山由依「ドラム披露は夢のよう」 紅ゆずる「現実を忘れて笑っていただける作品に」

2020年3月17日 / 17:15

ドラムを初披露する横山由依

 熱海五郎一座「Jazzy(じゃじぃ)なさくらは裏切りのハーモニー~日米爆笑保障条約~」制作発表記者会見が17日、東京都内で行われ、出演者の三宅裕司、渡辺正行、ラサール石井、紅ゆずる、横山由依ほかが登壇した。

 本作は、2004年に旗揚げされた「伊東四朗一座」を三宅が伝承するべく、06年に旗揚げした一座による公演。太平洋戦争末期、連合国と日独との戦いに翻弄(ほんろう)される日系ミュージシャンの悲劇という名の東京喜劇を、笑いと音楽で描く。

 宝塚歌劇団退団後、初舞台となる紅は「公の場で初めてスカートを履いております。スースーして全然慣れないです」と笑わせた。

 続けて「宝塚ではコメディー芝居が大好きで、いつも、お客さまを笑わせられないかと思いながらお芝居をさせていただいておりました。ですから、このお話を頂いたときに、『こんな夢のようなお話があっていいのか』と恐縮しました。少しでも現実を忘れて笑っていただける作品になるよう、笑いのプロフェッショナルな方々と、笑いに貪欲になって頑張っていきたいと思っています」と意気込みを語った。

 一方、横山は「大先輩方とご一緒させていただけて幸せですし、自分らしさをアピールしていけるように頑張りたいと思います」と笑顔を見せた。

 本作では「小学2年生から6年生ぐらいまで音楽教室で習っていた」というドラムも披露するそうで、「12年越しに初めてお披露目できるので夢のよう」と目を輝かせた。

 舞台は、6月2日~30日、都内・新橋演舞場で上演。

(前列左から)渡辺正行、横山由依、紅ゆずる、三宅裕司、(後列左から)深沢邦之、春風亭昇太、ラサール石井、小倉久寛、東貴博

 


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