映画『一度死んでみた』大ヒット祈願ミサが10日、東京都内で行われ、出演者の広瀬すず、吉沢亮、堤真一と浜崎慎治監督が出席した。
本作は、父親が大嫌いなデスメタル女子の七瀬(広瀬)が、「2日間だけ死んじゃう薬」を飲んで仮死状態となった父(堤)を、陰謀から守るべく奮闘するドタバタコメディー。
公開を10日後に控え、広瀬は「コメディーが初めてだったので、あんまり見られたくないな、という複雑な気持ち。周りの皆さんが面白過ぎて『(自分は)何かちょっと違かったかな』という思いが公開が近づくほど増しています。温かい目で見守っていただけたら」と照れながらアピールした。
一方、浜崎監督は「全然(心配ない)。『こんな広瀬すずは見たことない!』という表情、芝居を見せてくれています」と、そのコメディエンヌぶりを絶賛。
吉沢も「見どころはすずちゃん。すずちゃんのコメディーはめちゃめちゃ面白い。デスメタルのライブシーンも迫力、完成度が高過ぎる」と太鼓判を押した。
私生活では6歳と2歳の娘がいる堤は「二十歳を超える子どもがいてもおかしくない年になった。今55なんですが、おやじの年代は55歳で定年退職でしたから、俺もそろそろ退職します」と冗談交じりにコメント。
劇中の見どころとして、自身のキスシーンを挙げ、「(相手は)誰とは言いませんが、あれはほとんどリリー・フランキーの演出です。出番が終わっても帰らず、『この角度で、こういった方がいい』とか、やたらこだわってディレクションをしていました」と明かして笑わせた。
映画は3月20日から全国公開。