黒木華「未來さんが色っぽい」 森山未來「プロポーズシーンは難しかった」

2019年12月4日 / 16:35

黒木華(左)と森山未來

 土曜ドラマ「みをつくし料理帖スペシャル」の試写会が4日、東京都内で行われ、出演者の黒木華と森山未來が出席した。

 本作は、2017年に放送された「みをつくし料理帖」の続編。艱難(かんなん)辛苦に遭いながら、女性料理人として、細腕一本で夢を実現していく澪(黒木)が主人公。続編では、澪の思い人・小松原(森山)との気になる恋の行方などが描かれる。 

 黒木は「私の周りでも『澪ちゃんをまた見たい』と言ってくださる方がとても多かった」と笑顔で明かし、「料理も久しぶりなので、『大丈夫かな』とは思ったのですが、引き続き(料理監修の)柳原(尚之)先生が、おいしい料理を作ってくださった。それがこの作品の肝でもあるので、皆さまにも、その味やにおいが伝われば。また料理だけでなく、女性の恋の部分も楽しんでいただければ」と見どころを語った。

 森山は「恋物語とはいえ、時代も時代なので、お互いにいろいろ(心に)秘めつつ、距離が近づいては離れ…。現代の人からいうと、ウゥーッという(もどかしい)感じがあるかもしれませんが、それも楽しんでいただけたら」とアピールした。

 劇中では澪へのプロポーズシーンも描かれるが、「難しかったです。基本的に小松原は自分から何かを言ったりしない人。『どうなんだ、おまえ』みたいに上から目線で吹っかけるキャラクターなので、初めて自分から言い出す(プロポーズの)シーンでは、タイミングなどを、監督とすごく考えた記憶があります」と苦笑した。

 一方、小松原の印象を聞かれた黒木は「たいそう色気がありまして、会うたびにすてきだなって思います。粋で格好いい。未來さんが色っぽいので、それがより小松原という人物を魅力的にしていると思います」とほほ笑んだ。

 ドラマはNHK総合テレビで12月14日(前編)と21日(後編)の午後9時から放送。


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