松山ケンイチ「風花ちゃんの目の下のクマが好き」 松田龍平「記者の方に親近感が湧いた感じ」

2019年10月28日 / 16:36

(左から)原作者の塩田武士氏、小芝風花、松田龍平、松山ケンイチ、長塚京三

 NHKプレミアムドラマ「歪んだ波紋」完成試写会が28日、東京都内で行われ、出演者の松田龍平、松山ケンイチ、小芝風花、長塚京三ほかが登場した。

 本作は、誤報を出してしまった新聞記者、ネットニュースの編集長、過去の事件を洗う元記者、子育てに悩む女性記者など、さまざまな記者たちの人生模様を描く社会派ドラマ。

 主人公の地方新聞社記者・沢村を演じる松田は「毎日試行錯誤しながら撮影しています。生々しいリアルな情報の世界を描いたドラマになるんじゃないかなと思って、僕も完成を楽しみにしながらやっています」と話した。

 第1話を見た感想を聞かれた松山は「4K撮影だったので、役者の表情とか今まで見えていなかった部分が見えていて。印象的だったのは、風花ちゃんの目の下にあるクマなんですよね。それがすごく役の表現の一部になっていて、僕は好きでした。長塚さんのしわもいろんなものを表現されているなあと思って、僕も、一生懸命これからしわを作っていかなきゃいけないなと思っています」とコメントした。

 本作を通じて「メディアの裏側など、新たに知ったことは?」と聞かれた松田は「記者の方に親近感が湧いた感じです。大変な仕事だなという…それに尽きます」と回答。

 小芝は「私は誤報被害に遭う役なので、すごく怖くなりました。今もこの作品を撮っているからかすごく怖くて、何を話したらいいか分からなくなってしまって…。皆さん、温かい記事をお願いします」と記者陣に呼び掛けて笑いを誘った。

 ドラマは11月3日~12月22日、NHKBSプレミアムで毎週日曜午後10時から放送。


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