吉永小百合、台風19号の被災地をおもんぱかる 「いつか上映会ができたら」

2019年10月25日 / 16:09

 映画『最高の人生の見つけ方』の公開記念舞台あいさつが24日、東京都内で行われ、出演者の吉永小百合、天海祐希、満島ひかり、ももいろクローバーZの百田夏菜子と佐々木彩夏が登壇した。

 イベントは、当初は今月12日に予定されていたが、台風19号の影響で中止となり、この日が仕切り直しとなった。吉永は「たくさんの方が亡くなられて、大事なものが流されて、とてもつらい思いをされていると思うと、天を恨みます。何とかお元気になって、新しい道を歩いていただければ」と話し、被災者を気遣った。

 本作は、公開13日間で観客動員45万7000人、興行収入4億4700万円を記録するヒットとなった。吉永は「今は映画を見に行く状況ではないかもしれませんが、被災地でもいつか何らかの形で上映会ができればと思います」としみじみ語った。

 天海も「心を込めて皆さんのために作りました。(被災地の)状況が変わられて、どなたかの背中を押す作品になれば」と語った。18年ぶりとなった吉永との共演には、「目の前で言葉を交わして、芝居ができたことが一番の宝物。こんなご縁を頂き幸せに思うし、これから進んでいく道を再確認できた」と感謝した。

 満島は、吉永の娘と吉永の若い頃の“二役”を演じた。「小百合さんのいろんな時代の顔(写真)を見ながら(口元に)ほくろを描いておけば何とかなると思って演じました」と明かし、照れ笑いを浮かべた。すると天海が、「気づかなかった人、いますよね。そういう方はもう一度いらしてください」と冗談交じりに呼び掛けた。

 また、ライブシーンでの吉永と天海との共演について、百田が「誇れる作品になった。頑張ってきてよかったし、これからも頑張れるパワーをたくさんいただいた」と語ると、佐々木も「私たちが関わらせていただけたのは、吉永さんが私たちの名前を挙げてくださったから」と感謝の言葉を送った。

 ラグビーファンで知られる吉永は、W杯での日本代表の躍進に「『ONE TEAM』をモットーに戦った姿がとてもすてきでした」とたたえた。そして「私たちも映画を作るときには『ONE TEAM』でやっていきたい」と語った。

(左から)佐々木彩夏、百田夏菜子、天海祐希、吉永小百合、満島ひかり


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