西島秀俊、西田敏行からのアドバイスを明かす 「せりふは、覚えるのではなく食べろ」

2019年8月27日 / 14:36

 映画『任侠学園』完成披露試写会が26日、東京都内で行われ、出演者の西島秀俊、西田敏行、伊藤淳史、葵わかな、葉山奨之、桜井日奈子、生瀬勝久と木村ひさし監督が登壇した。

 本作は、社会奉仕がモットーの弱小やくざの阿岐本組が、困っている人たちを助けようと奮闘する姿を描く。

 阿岐本組の若頭を演じた西島は「本当にこわいやくざと違って、義理と人情に厚い真面目なやくざ。だから僕がキャスティングされたんだと思います」とにっこり。

 組長を演じた西田は「『アウトレイジ』では私も若頭をやったけど、今回はこんなきれいな男(西島)が若頭。期待と不安がいっぱいあったけど、ちゃんと立派な若頭を演じてくれました」と満足げに振り返った。

 そんな西田との現場でのエピソードを聞かれた西島は「よく食事をご一緒したのですが、そのときに『せりふは食べろ。覚えたり頭で考えるのではなく、せりふは食え』と言われて、なるほど…と思いました」と告白。

 西田は「これは(亡くなった)丹波哲郎先輩の言葉。『俺ってせりふを覚えてられねぇ。でも、せりふを食べた、と思えばどんどん出てくる』と言っていたので、それをそのまま伝えただけ」と、照れくさそうに語った。

 さらに「自身が絶対に守るルール」を尋ねられたキャストたち。西田は「結婚したてのころは、妻と道を歩くときは必ず妻を内側に入れて、自分が車道側を歩くようにしていた。娘にも『彼氏ができたときに、車道側を平気で歩かせるような男はまず駄目だぞ』と言ってきた。なのにこの間、病院に検診に行ったときに、妻に守られている自分がいた。老いって何なんだろう…と思いました」と、笑わせた。

 西島は「(ルールは)朝ごはんは絶対に食べるぐらい。家を出るときに、親に『多分(この仕事で)食えないから、まず食費から削るだろう。でもご飯は絶対に食べろ。心が貧しくなるから。服はボロボロになってもいいけど、ちゃんと食べなさい』と言われ、今でもそれが残ってます」と話した。

 映画は9月27日から公開。

(左から)葵わかな、西田敏行、西島秀俊、伊藤淳史、葉山奨之


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