『劇場版おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~』連続ドラマイッキ見上映会舞台あいさつが9日、東京都内で行われ、主演の田中圭、瑠東東一郎監督が登壇した。
ドラマ版の物語は、全くモテない33歳ポンコツサラリーマン・春田創一(田中)が、ある日突然、直属の上司・黒澤(吉田鋼太郎)とエリート後輩・牧(林遣都)から同じタイミングで告白されたことから始まるラブストーリー。
ドラマ版の“完結編”となる劇場版(8月23日公開)は、さらにスケールアップし“5角関係”が描かれる。撮影の手応えを聞かれた田中は「ドラマ版はこんなに多くの人に愛される作品になった。それを十分に分かった上で、『あの連ドラを超えるぞ』『でなきゃ、やる意味がない』と、プレッシャーや不安もたくさんあったのですが、やってみると、多分できちゃいました」と笑顔で報告した。
続けて「悔いがまったくない。キャスト全員やり切っているので僕らの思いは届くと思うし、皆さんには純粋にただただ楽しみにしていただきたい。めちゃくちゃ面白いと思います」と胸を張った。
この日は、10日に35歳を迎える田中の誕生日祝いもサプライズで実施され、劇中に登場する“はるたん弁当”を再現した巨大ケーキが登場。田中は「すごいっすね」と感激し、一口かじって「おいしい」とおちゃめな笑顔をはじけさせた。
35歳の抱負を問われた田中は、「自分独りでできることってたかが知れていて、みんなでやると、何倍も何倍も作品が広がったりする。すべての現場がこうあるべきだと思うぐらい『おっさんずラブ』の現場が好きだったので、違う作品でもそういう現場を目指してやっていけたら。35歳も変わらず頑張ります」と力強く語った。