映画『ライオン・キング』プレミアム吹き替え版声優発表イベントが8日、東京都内で行われ、声優を務めた賀来賢人、江口洋介、佐藤二朗、ミキの亜生、門山葉子ほかが出席した。
菅井美和がプレミアム吹き替え版の劇中歌「サークル・オブ・ライフ」を歌う中、この日発表となった5人のキャスト陣が登場した。主人公シンバ役の賀来は「自分も小さい子どもがいるので絶対にやりたいなと思っていたら合格を頂いて、全身全霊でやらせていただきました」と熱く語った。
初の吹き替えにも「超実写ということで、ライオンの表情がすごく繊細。それを見ながらせりふに自分の感情を乗せて、どんどん入り込んでいくというか。後半にいくにつれてシンバの感覚が自分にも入ってきて不思議な感覚でした」と明かした。
偉大な王ムファサの弟で王座を狙うスカーの声を務めた江口も「CGが本当にすごくて、リアルなライオンに自分の声を入れていくのが、なんて難しいんだと思った」と振り返り、「一つの映画でこの役を演じたかのようなエネルギーを使って達成感もあった」と語った。
陽気なイボイノシシのプンバァ役の佐藤は「これでまた7歳の息子と映画館に行ける。好感度が上がる」と大喜び。その相棒でミーアキャットのティモン役の亜生は「4月に東京に出てきて本当によかった。大阪だとあまり出られないかもしれない。東京ありがとう」と笑わせた。
シンバの幼なじみのナラ役の門山は「芸能のお仕事をすると決めて一番の目標がディズニー映画の声優をやることだった」と念願かなってのオーディション合格だったといい、さらに「あこがれのビヨンセさんと同じ役をさせていただくことをうれしく思います」と満面の笑顔で喜びを表現した。
映画は8月9日から全国ロードショー。