香取慎吾、「気負い過ぎていた」 単独主演作『凪待ち』への思い語る

2019年6月6日 / 11:47

主演の香取慎吾

 映画『凪待ち』の完成披露試写会が5日、東京都内で行われ、出演者の香取慎吾、恒松祐里、西田尚美、音尾琢真、リリー・フランキーと白石和彌監督が登壇した。

 本作は、ギャンブル、けんか、借金など底なしの奈落に転がっていく男の物語。主人公の郁男を演じた香取は、「どうしようもないろくでなしの男。今までは正義感にあふれてたり、困っている人がいたら、そこに走り寄るような役が多かったけれど、今回はそんな人がいたら背を向けて逃げるような男の話です」と役どころを説明した。

 共演のリリーは香取について、「今まで慎吾ちゃんが演じてこなかったマイナスのエネルギーを持った人間の色気がすごかった」と絶賛。郁男の恋人役を演じた西田も「本当に大スターの方なのに、今回の郁男には香取さんではないみたいなヤサグレ感があり、それがすてきだった」と、俳優・香取慎吾をたたえた。

 香取自身も、「初めての自分1人の映画(単独主演)で、すごいプレッシャーや緊張があり、気負い過ぎている部分もあった」と当初の思いを明かしつつ「いざ完成したものを見た時に“自分の映画”という思いは全くなかった。白石監督の映画『凪待ち』として、本当に素晴らしい映画になっていた」と、手応えを感じている様子。また、「リリーさんや音尾さんのように“白石組を見たら僕がいる”ぐらいに、どんな役でもまたぜひご一緒したい」と、白石監督との再タッグを熱望した。

 映画のタイトルに掛けて「自分は何待ちか?」と尋ねられると「映画の公開はもちろん“完全体の身体”を待っています」と回答。「一生ダイエットしてるんですよ。今まで何度も『今年こそは』とずっと言い続けているので、パーフェクトな身体がほしいです」と笑わせた。

 映画は28日公開。

(左から)白石和彌監督、リリー・フランキー、恒松祐里、香取慎吾、西田尚美、音尾琢真


芸能ニュースNEWS

「ムサシノ輪舞曲」“阿川”正門良規と愛犬“ポン”のシーンに反響 「ポンちゃんと阿川くんの絡みが濃厚」「永遠に見ていたい」

ドラマ2025年5月18日

 正門良規(Aぇ! group)が主演するドラマ「ムサシノ輪舞曲」(テレビ朝日系)の第5話が、17日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、お隣の10歳年上のお姉さん・武蔵原環(高梨臨)を幼い頃から思い続けるも、「家族同然の弟」枠 … 続きを読む

メジャーリーグを舞台にした「Take Me Out」開幕  原嘉孝「精いっぱい考えながら演じていきたい」

舞台・ミュージカル2025年5月16日

 舞台「Take Me Out」初日前会見&公開ゲネプロが16日、有楽町よみうりホールで行われ、出演者の玉置玲央、三浦涼介、原嘉孝ほかが登壇した。  本作は、メジャーリーグを舞台に同性愛者であることを告白した名選手とそのチームを描いた作品で … 続きを読む

「波うららかに、めおと日和」「メールですぐに連絡が取れる令和の時代に昭和が刺さる」「携帯がない時代の恋愛にドキドキする」

ドラマ2025年5月16日

 「波うららかに、めおと日和」(フジテレビ系)の第4話が、15日に放送された。  本作は、西香はち氏の同名コミックを原作に、昭和11年を舞台に、突然舞い込んだ縁談から帝国海軍に勤める江端瀧昌(本田響矢)と交際ゼロ日婚したなつ美(芳根京子)の … 続きを読む

「PJ ~航空救難団~」「キャスト陣のリアルさあふれる訓練の様子は本当にすごい」「内野聖陽の暑苦しさが魅力。暑苦し過ぎて涙が出てくる」

ドラマ2025年5月16日

 「PJ ~航空救難団~」(テレビ朝日系)の第4話が、15日に放送された。  本作は、航空自衛隊航空救難団に所属する救難員(通称PJ/パラレスキュージャンパー)を育てる救難教育隊の教官・宇佐美誠司(内野聖陽)と、選抜試験を突破した訓練生たち … 続きを読む

「Dr.アシュラ」“朱羅”松本若菜と“ナオミ”小雪のWオペに反響 「動脈瘤と腕の同時手術がすごかった️」「ゾクゾクした」

ドラマ2025年5月15日

 松本若菜が主演するドラマ「Dr.アシュラ」(フジテレビ系)の第5話が、14日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、時に重症患者2人を同時にオペするなど、鬼神・阿修羅のごとく振る舞う様子から“アシュラ先生”と呼ばれるスーパー救命 … 続きを読む

Willfriends

page top