松井玲奈、初短編小説集の発売に笑顔 映像化されても「自分は出たくない」

2019年4月6日 / 16:51

短編小説集『カモフラージュ』を手にした松井玲奈

 短編小説集『カモフラージュ』の刊行記念トークイベントが6日、東京都内で行われ、著書の松井玲奈がイベント前に囲み取材に応じた。

 本書は、これまで書評やエッセーなどで文筆活動を重ねてきた松井の初短編小説集で、“食”にまつわる六つの短編が収録されている。

 松井は「小さい頃から本を読むのが大好きだったので、自分の書いたものが本として本屋さんに並ぶのがすごくうれしいです」と声を弾ませた。

 執筆の時期については「去年の5月から12月ぐらい。普段の仕事の移動中や、時間があるときには喫茶店などで書いていました」と説明した。

 物語のアイデアは「いろんなときに出てくる」といい「街中で見た女の子のかかとに貼ってあるばんそうこうに違和感を覚えたり、好きなブリューゲルの絵画からインスピレーションを受けたりして…」などと明かした。

 松井は、「実体験が反映されている?」と聞かれると「ほぼないです。完全に自分とは切り離された話だと思ってます」と答えた。

 今の目標は2作目を出すことだといい、「1年後までに新作を書いて発表できたら。長編はすごく体力、持久力が必要なのでまだ自分にはちょっと難しい。(短編を書きながら)ちょっとずつ距離を伸ばしていけたら」と意気込みを語った。

 SKE48を卒業後、女優として活躍している松井。本作の映像化に関しては「不思議なお話も多いので、面白いかも」と語りながらも、「そのときは自分は出たくないな、と明確に思ってます」と苦笑いを浮かべた。

 その理由については「自分(松井)を投影しないで読んでもらえるよう、自分から離れた物語を書いた。映像に私が出ちゃうと(物語に)松井玲奈という人が出てきちゃう。物語を正しい形で届けたいので」と答えた。


芸能ニュースNEWS

「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」「まさに『ノー・シェークスピア ノー・ライフ』というドラマだった」「最後はうるじい(井上順)もトニー(市原隼人)も楽しげに稽古していてよかった」

ドラマ2025年12月18日

 「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」(フジテレビ系)の第11話(最終話)が、17日に放送された。  脚本・三谷幸喜、主演・菅田将暉による本作は、1984年の渋谷「八分坂(はっぷんざか)」を舞台に、1人の演劇青年が老若男女総 … 続きを読む

「スクープのたまご」通報かスクープか…週刊誌記者が直面  「『週刊千石』はいいチーム」「人脈と信頼が大切」

ドラマ2025年12月17日

 奥山葵が主演するドラマ「スクープのたまご」(TBS系)の第11話が、16日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、大手出版社の「週刊誌」の編集部を舞台に、1人の若き新人記者・信田日向子(奥山)の目を通して“週刊誌の存在意義 … 続きを読む

「新東京水上警察」最終回、ラストの意味深な人影に考察合戦展開 「まさか黒木? 続編あるのか?」「続編は礼子が刑事に?」

ドラマ2025年12月17日

 佐藤隆太が主演するドラマ「新東京水上警察」(フジテレビ系)の最終話が、16日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、水上警察を題材にし、佐藤隆太演じる碇拓真刑事と水上警察署のチームが、東京の海や川を警備艇で駆け巡り事件を追う、大 … 続きを読む

「娘の命」“沙織”新川優愛の狂気が爆発 「レイコの孤独が胸に刺さった」「復讐に成功してほしい」

ドラマ2025年12月17日

 齊藤京子と水野美紀がW主演するドラマ「娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?」(カンテレ・フジテレビ系)の第11話が、16日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、55歳の母・篠原玲子(水野)が、壮絶なイジメで娘を死に追い … 続きを読む

「ちょっとだけエスパー」「また野木亜希子さんの脚本にやられた」「結局、生きていくことが最大のミッションなんだな」

ドラマ2025年12月17日

 「ちょっとだけエスパー」(テレビ朝日系)の第9話(最終話)が、16日に放送された。  本作は、会社をクビになり、人生詰んだサラリーマン(大泉洋)が、“ちょっとだけエスパー”になって世界を救う姿を描く完全オリジナルのSFラブロマンス。脚本は … 続きを読む

Willfriends

page top