斎藤工「本当に猛省していただきたい」 保釈されたピエール瀧にメッセージ

2019年4月6日 / 15:12

『麻雀放浪記2020』の舞台あいさつに登場した斎藤工

 映画『麻雀放浪記2020』の初日舞台あいさつが5日、東京都内で行われ、出演者の斎藤工、もも、ベッキー、岡崎体育、音尾琢真、竹中直人、白石和彌監督ほかが登壇した。

 本作には麻薬取締法違反の罪で起訴されたピエール瀧被告が出演しているが、協議の結果、公開中止や延期をせずに当初の予定通り5日、ノーカットで公開された。

 イベント終了後、白石監督と斎藤が囲み取材に対応した。4日、瀧被告が保釈されたことを受け、現在の心境を聞かれた斎藤は「特に保釈されたからといって気持ちが変わるわけでない。ただこれだけ大きな波紋が広がるということも、ご自身は多分想像できていても、いざ目の当たりにして、実感されているんじゃないかな…」とコメントした。

 これまでも、インタビューなどを受ける中で「皆さん(マスコミ)からのなかなか厳しい質問にも白石監督が真摯(しんし)に受け答えする姿を見てきたので、この姿こそピエールさんに見てほしいと思っている。今は本当に猛省していただきたい」と厳しい表情で語った。

 また「僕らの職業も信頼、モラルの部分というのは互いに確かめた上で…というよりは“大丈夫だろう”という前提で仕事が進んでいきますが、もしかしたら、僕ら自身(俳優)も信用され過ぎているんじゃないか…」と語った。

 続けて「かといって検査を常にするとか。でも僕はそれでもいいと思っている。尿検査でも何だろうが。そのぐらいキャストもスタッフも信頼の上で仕事が成り立ち、放送や公開にたどり着く。そのことについて今回とても深く考えました」と複雑な思いを口にした。

 瀧被告が関わった数多くの作品への対応についても「もちろん作品ごとに審議、議論は必要だと思う」とした上で「『麻雀放浪記2020』は一つの特殊ケースかもしれませんが、この答えが、同じ映画人の希望になることを祈っています」と語った。

『麻雀放浪記2020』初日舞台あいさつの登壇者たち


芸能ニュースNEWS

「良いこと悪いこと」最終回 “真犯人”が明らかに 「考察が当たっていた人すごい」「いじめは殺人、立派な犯罪だ」

ドラマ2025年12月22日

 間宮祥太朗と新木優子がW主演するドラマ「良いこと悪いこと」(日本テレビ系)の最終話が、20日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  「週刊アポロ」に、同級生の連続殺人事件で「ただ1人生き残ったいじめのリーダー格・A氏」として高木将 … 続きを読む

「ひと夏の共犯者」最終回 巧巳と眞希の恋が「はかなくて切ない」 「橋本将生くんの成長が見られた」「特別編が楽しみ」

ドラマ2025年12月20日

 timeleszの橋本将生が主演するドラマ「ひと夏の共犯者」(テレ東系)の最終話が、19日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、大学生の主人公・岩井巧巳(橋本)が、推しのアイドル・片桐澪(恒松祐里)との夢のような同居生活 … 続きを読む

「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」「まさに『ノー・シェークスピア ノー・ライフ』というドラマだった」「最後はうるじい(井上順)もトニー(市原隼人)も楽しげに稽古していてよかった」

ドラマ2025年12月18日

 「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」(フジテレビ系)の第11話(最終話)が、17日に放送された。  脚本・三谷幸喜、主演・菅田将暉による本作は、1984年の渋谷「八分坂(はっぷんざか)」を舞台に、1人の演劇青年が老若男女総 … 続きを読む

「スクープのたまご」通報かスクープか…週刊誌記者が直面  「『週刊千石』はいいチーム」「人脈と信頼が大切」

ドラマ2025年12月17日

 奥山葵が主演するドラマ「スクープのたまご」(TBS系)の第11話が、16日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、大手出版社の「週刊誌」の編集部を舞台に、1人の若き新人記者・信田日向子(奥山)の目を通して“週刊誌の存在意義 … 続きを読む

「新東京水上警察」最終回、ラストの意味深な人影に考察合戦展開 「まさか黒木? 続編あるのか?」「続編は礼子が刑事に?」

ドラマ2025年12月17日

 佐藤隆太が主演するドラマ「新東京水上警察」(フジテレビ系)の最終話が、16日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、水上警察を題材にし、佐藤隆太演じる碇拓真刑事と水上警察署のチームが、東京の海や川を警備艇で駆け巡り事件を追う、大 … 続きを読む

Willfriends

page top