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永野芽郁、北村匠海の手紙サプライズに涙 「泣いている顔を撮られるのは嫌」

北村匠海(左)と永野芽郁

 映画『君は月夜に光り輝く』の初日舞台あいさつが15日、東京都内で行われ、出演者の永野芽郁、北村匠海、甲斐翔真と月川翔監督が登壇した。

 映画の内容にちなみ“人生を変えた出会い”を尋ねられたキャストたち。北村はドラマで共演した俳優の寺尾聰を例に挙げ「僕らの先生役だったのですが、撮影が始まる前に全生徒の前で『俺もおまえも同じスタートライン。エンドロールにこれまでの履歴が出るわけじゃない。だから輝きたいなら、人一倍頑張れ』と言ってくれた」と明かした。

 そして「(相手と)接する上でキャリアは大事だけど、芝居する上では関係ないのだ、というのは今も僕の中にあります」と語った。

 一方、永野は「スカウトマンの人」と回答。「小学校3年生の夏、吉祥寺のアーケードの下の靴屋さんでお母さんと運動会で履く靴を選んでいた。その時に声を掛けてくれたスカウトマンの方がいなかったら今、私はここにいなかった。全く違う人生を歩んでいたと思う」と振り返った。

 この日は、北村が永野宛に書いた手紙を読み上げるサプライズも。北村は、現場での永野の立ち居振る舞いを「男気がある」とたたえた。

 続けて「いつも相手の気持ちをくみ取って、自分のことは二の次で生きている芽郁ちゃんの心のよりどころが、監督や僕を含めた“キミツキ・チーム”であってくれたらうれしい」と語った。

 さらに「あなたを尊敬しています。芽郁ちゃんは太陽のようでした。大人の考え方を持っているけどまだ19歳。さらに人を魅了する女優になっていくのが楽しみで仕方ありません」と結んだ。

 途中から涙がこぼれ始めた永野は「もう泣いている顔を撮られるのは嫌なの」と言って、顔を両手で隠す一幕も。北村から手渡されたハンカチで涙を拭くと、「本当に泣ける…」とうれしそうにほほ笑み、北村から「これ(手紙)要る?」と聞かれると「うん。額に入れるよ」と返した。

(左から)月川翔監督、北村匠海、永野芽郁、甲斐翔真

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