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映画『人魚の眠る家』の公開記念舞台あいさつが17日、東京都内で行われ、出演者の篠原涼子、西島秀俊、坂口健太郎、川栄李奈、松坂慶子と堤幸彦監督が登壇した。
本作は、事故で意識不明となった娘の、奇跡の回復を願う夫婦の姿を描いたヒューマンミステリー。
夫役の西島の印象を問われた篠原は「撮影中ものすごく吹きます。笑い上戸ですね」と紹介。
だが、西島によれば、篠原も笑い上戸だそうで、「いつも元気。元気でないときがない。今回はこの映画のために、『真剣に見てもらいたいから(自分を)抑えなきゃ』と言っていましたが、それでもこんな感じなんで…」と明かした。
これを聞いた篠原は「今日はちょっと控えめに…」と語りながら、照れ笑いを浮かべた。
イベントの中盤では、娘役の稲垣来泉ちゃんと息子役の斎藤汰鷹くんがサプライズで登場。驚いた篠原は「ちょっと涙が出ちゃった。ごめんなさい」と感極まった様子ながら、自身のキラキラ衣装については「派手でごめんね。人魚でもないのに…」と恐縮しきりで、笑いを誘った。
汰鷹くんは“劇中の家族”を描いた絵を篠原と西島にプレゼント。続けて「パパとママに向けて書いた」という手紙を来泉ちゃんが朗読した。
来泉ちゃんが「2人に会えて楽しかったし、幸せだった。将来は、篠原さんみたいに、いつも笑っていてお料理の上手なかわいい女優さんになって、西島さんみたいなタレ目でスーツの似合う面白い人と結婚したいです」とメッセージを読み上げると、篠原は「私も来泉ちゃんと一緒にお仕事できて本当に良かった。また一緒に遊ぼうね」と再び目を潤ませた。
西島も「僕も泣きかけたけど“タレ目”で(涙が)引っ込みました」と笑わせながら、「うれしいですね」と目を細めた。