野村周平、SNS利用の難しさを語る 「会ったこともないのに人格否定しないで」

2018年9月22日 / 16:35

野村周平(左)と柳ゆり菜

 映画『純平、考え直せ』の初日舞台あいさつが22日、東京都内で行われ、出演者の野村周平、柳ゆり菜、毎熊克哉、岡山天音、佐野岳、片岡礼子と森岡利行監督ほかが登壇した。

 本作は、奥田英朗氏の同名小説を映画化した衝撃作。対立する組の幹部の命を取ってくるよう命じられた坂本純平(野村)は、実行までの3日間、偶然出会った女性・加奈(柳)と行動を共にすることに。孤独と不安を慰め合う2人だったが、やがて決行の日がやってくる。

 野村は、初共演となった毎熊の印象について「兄貴という感じ。存在感、包容力もあり、素晴らしい先輩だと思いました」とコメントした。

 その毎熊から「(野村は)格好いい。多分、年も六つか七つぐらい違うのですが、いまどきの子というよりも、一昔前の男みたいな、まさに純平のような感じだった」と評されると、野村は「『生まれてくる時代を間違えた』とか、『ちょっと平成には似つかない男だ』などとよく言われます」と笑いながら明かした。

 また、本作のテーマの一つに“SNS”があるが、野村は「SNSの住人はSNSの中でしか生きていないので、心もとない発言をしてしまうことが多々あると思いますが、(直接)人と会わないと何も分からない。『会ったこともないのにSNS上だけで、あまり人格とかを否定するなよ』と、ちょっと世の中に言いたいし、『じゃあ会いに来てください』という感じ」と持論を展開させた。

 さらに、野村は「純平のような芯のしっかり通った男が格好いいというのが描かれているので、こういう芯の通った男性が増えてくれたらなと思うし、僕も純平のような男になれるように頑張ります」と言葉に力を込めた。

 最後は「SNSを否定するようなことを言いましたが、皆さんのつぶやきでこの映画を広めていただけたら。皆さんの宣伝の効果で『カメラを止めるな!』みたいな感じになれるかもしれないので」とちゃっかりアピール。

 「俺のことを嫌いになっても、純平のことは嫌いにならないでください」と劇中のせりふをアレンジした“決めぜりふ”でイベントを締めくくった。 


芸能ニュースNEWS

「スクープのたまご」週刊誌記者への罵倒シーンに反響 美容師の言葉が「正論で苦しい」「さすが文春」

ドラマ2025年11月5日

 奥山葵が主演するドラマ「スクープのたまご」(TBS系)の第5話が、4日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、週刊文春を徹底取材して書かれた大崎梢氏の同名小説を実写化。大手出版社の「週刊誌」の編集部を舞台に、1人の若き新人 … 続きを読む

「娘の命」殺人事件の黒幕に“新堂”竹財輝之助が浮上 「竹財輝之助さん、またクズ野郎役」「全部がつながって面白い」

ドラマ2025年11月5日

 齊藤京子と水野美紀がW主演するドラマ「娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?」(カンテレ・フジテレビ系)の第5話が、4日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、55歳の母・篠原玲子(水野)が、壮絶なイジメで娘を死に追いやっ … 続きを読む

「じゃあつく」“ミナト”青木柚の衝撃発言に「扱いが難しい」の声 「“勝男”竹内涼真が便器に挟まれる姿がシュール過ぎて爆笑」

ドラマ2025年11月5日

 夏帆と竹内涼真がW主演するドラマ「じゃあ、あんたが作ってみろよ」(TBS系)の第5話が、4日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、“恋人ファースト”ゆえに自分を見失ってしまった山岸鮎美(夏帆)と、“料理は女が作って当たり … 続きを読む

「新東京水上警察」“黒木”柿澤勇人のホラー的演出の登場に戦慄 「注いだワインの量が異常で怖かった」

ドラマ2025年11月5日

 佐藤隆太が主演するドラマ「新東京水上警察」(フジテレビ系)の第5話が、4日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、水上警察を題材にし、佐藤隆太演じる碇拓真刑事と水上警察署のチームが、東京の海や川を警備艇で駆け巡り事件を追う、大迫 … 続きを読む

「ちょっとだけエスパー」「大泉さんの“ちょっとだけ福山雅治”に大爆笑」「人間は自分自身を救うことが一番難しいのかもしれない」

ドラマ2025年11月5日

 「ちょっとだけエスパー」(テレビ朝日系)の第3話が、4日に放送された。  本作は、会社をクビになり、人生詰んだサラリーマン(大泉洋)が、“ちょっとだけエスパー”になって世界を救う姿を描く完全オリジナルのSFラブロマンス。脚本は野木亜紀子氏 … 続きを読む

Willfriends

page top