ユアン・マクレガー、堺雅人と意気投合 「堺さんの映画は僕が吹き替えを…」

2018年9月6日 / 10:30

くまのプーさんを抱えたユアン・マクレガー(左)と堺雅人

 映画『プーと大人になった僕』のジャパンプレミアが5日、東京都内で行われ、主演のユアン・マクレガー、日本語吹き替え版を担当した俳優の堺雅人が出席した。

 ディズニーの人気キャラクター「くまのプーさん」を実写化した本作。大人になった主人公のクリストファー・ロビンが親友のプーと再会し、忘れてしまっていた「大切なモノ」に気付いていく。

 初来日のマクレガーは、250人のファンを前に「やっと日本に来ることができてとてもうれしい。作っていてとても楽しい映画だったので、皆さんにも感じるままに楽しんでもらえたら」と笑顔でアピール。作品から「時間の過ごし方の大切さ」を教わったといい、「愛する者と過ごす時間は良いものにするべきだし、その時間は自ら作り出さなければならない」とコメント。撮影が終了した昨年11月以降、自身も休みを取っていたそうで、「非常に忙しい“何もしない時間”を過ごしながら今日に至りました」とほほ笑んだ。

 一方、ロビンの声を吹き替えた堺は、「できるだけユアンさんと一体化しようと思いながら声を入れていたので、こうしてお会いできてうれしいです」と感激の面持ち。「全くの初対面なのに、すごくいい人なんだろうな、優しくて一緒に遊んだら楽しい人なんだろうなと思います」と魅了されていた。ユアンも「堺さんの映画が英語圏で公開される時は、僕が吹き替えを担当します」と約束し、堺を喜ばせた。

 映画の内容にちなみ「子どもの頃の夢」について聞かれたマクレガーは、「僕は9歳の時から役者になりたかった。幸運なことにその一番大きな夢をかなえることができた」と回答。一方の堺は「幼稚園で『白雪姫』をやった時は、森の子鹿役だった。まさか自分が役者になるなんて。でも当時から“ごっこ遊び”が好きだったので、今とそう遠くない。不思議なものですね」と話していた。

 映画は9月14日から全国ロードショー。

ユアン・マクレガー(左)と堺雅人


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