又吉直樹「むっちゃいいにおい…」 舞台「火花」で観月ありさと抱擁

2018年3月30日 / 17:43

舞台上で抱き合う又吉直樹(左)と観月ありさ

 舞台「火花~Ghost of the Novelist~」の公開舞台稽古が30日、東京都内で行われ、出演者の観月ありさ、又吉直樹(ピース)、植田圭輔、石田明(NON STYLE)らが登壇した。

 「第153回芥川賞」を受賞した又吉の初純文学作品『火花』が、2016年のドラマ化、17年の映画化に続き、舞台化が実現。注目の若手俳優・植田が原作の主人公でもある、お笑いコンビ・スパークスの徳永を、石田が徳永に慕われる先輩芸人の神谷を演じる。

 また、本作は、又吉が「本人役」で登場するほか、観月も「女優・観月ありさ」として出演することが話題になっている。

 冒頭、ステージに立ち、語り始めた『火花』の原作者又吉。そこに観月が現れ、又吉を抱き締める。戸惑いながらも「むっちゃいいにおい」とうっとりする又吉。

 「女優さんって、好きでもない男をそんなふうに見詰められるもんなんですかね?」といぶかる又吉に、観月は「結婚してください」と訴える。又吉は「観月さん、結婚されてますよね?」と冷静に突っ込み、会場の笑いを誘う。

 やがて「又吉を愛している」という観月は「その愛と引き換えに『火花』を私に下さい」と言い出す。そして又吉から小説をもらおうと説得する中で「私の全てをあなたにあげる」「何でもしてあげる」と言い放つ。考え込んでしまった又吉は、「やらしいことでもいいのよ!」というおちゃめな観月の誘惑に「やらしいことは駄目です!」と必死に抗う。

 コミカルなやり取りで観客の関心を引き寄せつつ、物語は一気に加速。徳永と神谷が織りなす原作物語に、いつの間にか観月と又吉も入り込んでいく。

 舞台は30日~4月15日、都内・紀伊國屋ホールで上演。


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